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2011年12月10日

神様の真似事ができるゲーム「パペットズーピロミィ」



またゲーム屋でPSの怪しいソフトを入手したのでご紹介。その名は「パペットズーピロミィ」。ヒューマンの作品。









取説のストーリーを読んでみた。


ボクはピロミィ。ピグミードロミノー族の王子さ。僕の故郷は、遠い遠い星の彼方。宇宙探検遊びをしている途中、うっかり流れ星の上で昼寝をしたら、この星にたどり着いちゃった。ちょっとビックリしたけど、今はみんなと毎日楽しく過ごしているから、平気だよ。そりゃあ、故郷を思い出して、寂しい気持ちになったりすることもあるけど、素敵な友達がいればこの世はハッピーなのさ。

それより聞いてよ。ボクの街ではね、なんと、動物を生み出す機械が発明されたんだ。ポリゴン博士っていう、ちょっとクレイジーな科学者が作ったこの機械は、動物のかけらを作ることができるんだって。

君とボクの役目は、このかけらを使って、素敵な生き物をたくさん創造することなんだ。創造? うん、ちょっと難しいね。でも、きっとワクワクするような楽しいことに違いないよ。ボクは好奇心旺盛なんだ。

さあ、ボクと一緒に不思議な世界へ出発しよう。





ちなみにピロミィはこいつ





・・・かなり危険な香り。
ピロミィが語ったまんまなんだけど、このゲーム、動物の体を組み替えて自分オリジナルの動物を作ることができるらしい。現存している動物だけでなく、架空の動物(バク、ユニコーンなど)や恐竜パーツもある。










ゲームをはじめてみる。
まずは主人公の名前を設定。
主人公が薄毛なのがちと気になるけど、なかなか可愛らしいキャラクター。








街を適当にブラブラしたあと、ポリゴン博士から動物のパーツをもらうため、「ものすごいこと研究所」なる施設を訪問。パーツをもらうには、ハートポイント(この世界のお金みたいなもの)を消費するようだ。






とりあえず馬や、カバ、虎、クマ、アザラシなど適当に購入。ほしいパーツは選べるわけではなく、ランダムで決定されるのがとても不親切で素晴らしい。





このように、動物のパーツは頭、体、前足、後ろ足、尻尾の、計5パーツで構成されている。これらを上手く組み合わせてオリジナルの動物を創るというもの。







では動物のパーツをもって組み立て工場にレッツゴー!











最初に体パーツを選んだと、頭、前足、後ろ足、尻尾を植えつけていく。これはセンスが問われそう。とりあえずユニコーンの頭とアザラシの体で創造してみることに。









第一号 「ユニコーン戦艦」





わぉう


不気味。
これは動物というよりクリーチャーと表現したほうが適切な気が。

その後も悩みながらいろいろ動物を創造してみた。が、どうやってもクリーチャーしか生み出せない。愛玩動物の楽園を作るのが当初の目的だったのに・・・残念ながら無数のクリーチャーが徘徊する異世界へと変貌してしまった。サイレントヒルもビックリである。








第2号 トラっち





第3号 暖かジカ





第4号 ガネーシャ





第5号 氷原サイ





第6号 前足が退化して鼻で体を支えるゾウ





第7号 2足歩行ネッシー





第8号 シロクマ軍艦





狂ってる。
基本的にこのゲームは動物を創ったあと、観賞するだけのゲームみたいだ。ワールドに解き放った動物にエサをあげることでハートポイントをもらえる。この動物、ピクリとも動かないのが残念。パペットという位置づけらしいので仕方ないとも思うけど、メシはちゃんと食う。不思議。









ここまでなら、


「狂っているゲームだなあ」


くらいで終わるけど、このゲームのすごいところは別にある。「パペットズーピロミィ」でググってみたら、予想以上に知っている人が多くてビックリ。私もクソゲー本など、ある程度読んできたんだけど、このゲームの存在は知らなかった。だって普通に生活してたらこんなゲームにエンカウントしないと思う。世の中は広い。





で、調べていたら信じられないことが書かれてた。
このゲーム、この内容で、



幼児教育ソフト




らしい。正気か。


動物を扱った幼児教育ソフトは、普通、かわいらしいアニメ調のキャラクターを使用するのが好ましいかと。たとえば、アンパンマンに登場する動物キャラとか。なんでもかんでも3Dにする時代だったとはいえ、これはちと苦しい。大人の私でも引くのに、小さい子供がプレイしたらどうなるんだろう。トラウマどころか雛見沢症候群L5発症しそう(いいすぎ)。

動物愛護団体は架空の生物は保護の対象外になってますが、このゲームは実在する動物の体を組み替える(パぺットという表現を用いていますが)システム。この意味においてかなり危険なゲームかと。とはいえ、バイオ4でもカラスやらニワトリやら牛やらを射殺できたので、どこまでが許容できて、どこからがNGなのかの基準がアイマイだったり。ゲームにおける動物虐待の基準について、もっと明確にしたほうがいいのではないかと思ったゲームでした。


おしまい

posted by ふうのしん at 10:16 | Comment(10) | TrackBack(0) | 企画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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