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2007年11月16日

横スクロールシューティングの疑問についての考察

今回は横スクロールシューティングゲームについて勝手なことを語ってみたい。前回同様ツッコミどころ満載の記事になると思うのであるが、バカがバカなこと書いているなあ程度に認識していただければ幸いである。


前回の記事同様、自キャラを移動させないと画面がスクロールしないシステムを「自由スクロール」と表記する。



考察ポイント
@自キャラが飛行してるか否か
A強制スクロールするか否か
B地形の影響

前回同様、これで話を進めてみたい。



さて、@の「自キャラが飛行しているか否か」だが、いきなり大問題である。自キャラが飛行している「飛行型横スクロールシューティング」はたくさん存在するのだが、「歩行型横スクロールシューティング」という作品はまったく存在しないのだ。

いや、あることはあるのだろう。しかし、私の記憶ではタイトル名が浮かんでこない。なぜならば、歩行型横スクロールシューティングには、必ず「アクション」が付加されるからである。


「歩行型横スクロールアクションシューティング」

なら大量に出てくるが、

「歩行型横スクロールシューティング」はまったく出てこないのだ。


なぜアクションが付加されるのかというと、それは横スクロール画面、すなわち「サイドビュー」だからである。

例として、画面見下ろし型(縦シュー)と、サイドビュー(横シュー)が楽しめるSFCの「魂斗羅スピリッツ」で説明しよう。


見下ろし型


サイドビュー

画面を見ていただければ分かるように、サイドビューは地形の影響をモロに受けるのだ。攻撃をかわすためしゃがんだり、障害物や落とし穴などを乗り越えるためにジャンプしたりなどアクション行動が必要となる。

これに対し、見下ろし型(縦シュー)は、ジャンプなどのアクションがない。弾を撃つのみである。


前回書いた歩行型縦シューの地形の影響といったら、

「移動速度が変動する」

この程度のものだった。


しかし、歩行型横シューの場合、上記したように最低限「ジャンプする」といったアクション行動が必要になる。つまり、「歩行型横スクロールアクションシューティング」なのである。もっと簡単に言ってしまえば、


「歩行型シューティングは、横スクロールのサイドビューになると、攻撃方法が飛び道具の2Dアクションゲームと化す」

ってことなのだ。
飛行できないだけで、ただのアクションゲームになってしまうとは。
サイドビューおそるべし。


「歩行型横スクロールシューティング」が存在するとしたら、自キャラが戦車などで、ジャンプなどのアクション操作がまったく無い作品ということになる。




さて、地形の影響だが、それは自キャラが飛行型であっても例外ではない。縦シューでは飛行型は地形の影響を比較的受けないということを前回書いたが、横シューになると地形の影響を嫌でも受けることになる。


グラディウス




R−TYPE




画面全体が空中であったり、宇宙空間であったりすれば縦シュー同様影響を受けないのであるが、画面下部に地面があったり、山があったりするだけで障害物として移動の妨げになる。これも縦シューの見下ろし型の画面と、横シューのサイドビューの視点の特徴といえるだろう。




Aの「強制スクロールするか否か」についてだが、ここでは歩行型アクションシューティングは除外する。歩行型では、これといった基準がなかったからである。


飛行型横スクロールシューティングは、自キャラの形態によりスクロールシステムを設定している作品が多い。制作側も常識に基づいて設定しているのだ。つまり、強制スクロールか自由スクロールかを判別する基準はこうだ。


自キャラは空中静止できるか否か?


これは自キャラの動力源によって設定されている印象があったため、自キャラの飛行形態ごとに考察してみよう。



@自キャラが戦闘機形態

動力源→推進力(ジェット噴射)=空中静止不可(ただし宇宙空間は除く)=強制スクロール

自キャラが戦闘機形態の場合、縦シュー横シュー問わず、ほとんどの作品が強制スクロールである。なぜなら「空中静止」ができないからだ。
ただ、映画で観たことがあるが、垂直上昇&空中静止できる高性能な戦闘機があった。が、今回の記事では除外させて頂く。

このことから戦闘機形態の場合、空中静止不可=自由スクロールに対応できないということがわかる。しかし宇宙空間の場合は話は別だ。宇宙空間は重力が存在しないため静止することが可能。

SFCの名作「装甲機兵ヴァルケン」の2面は強制スクロールだが、ブースターを外した中盤からは自由スクロールに変化する。







これが重力のある地球上であったらモノ凄い違和感があっただろう。
ブースターという推進力を失ったのだからその場に静止することはできないからだ。宇宙空間だからこそ、その場に静止して自由スクロールになってもまったく違和感がないのだ。



そして私は、縦シュー横シュー問わず、強制スクロール作品の共通点を発見した。それは、


自機の後方から火(ジェット噴射)が出ている機体は強制スクロール作品である


これだ!!!

まず間違いない。
自機の後方から出ている火はジェット噴射を視覚的に表現しているのである。つまり推進力があることなので、強制スクロールを表しているということになる。


グラディウス


R−TYPE


実況おしゃべりパロディウスのツインビー



このようにジェット噴射が確認できる。


ぜひ、シューティングゲームをプレイする時は、自機からジェット噴射が出ているか確認して頂きたい。ジェット噴射が確認できる作品は、ほぼ全て強制スクロールしているはずである。・・・たぶん。

ただこの確認方法は、自キャラが飛行機などの「機械」に限られていることに注意して頂きたい。自キャラが人間の「式神の城」や、「コットン」だったりするとジェット噴射は確認できないであろう。




A自キャラがヘリコプター形態
動力源→プロペラによる遠心力=空中静止可=強制スクロール&自由スクロールに対応


自キャラがヘリの場合、強制スクロール、自由スクロール共に対応可能である。なぜならプロペラの遠心力で機体が「浮く」という原理上、垂直上昇、空中静止が可能だからだ。

つまり、空中静止時は「自由スクロール」に対応でき、機首を傾けての移動中は「強制スクロールに」対応できるのである。

結果、「タイガーヘリ」、「究極タイガー」などの強制スクロール作品、「チョップリフター」や「バンゲリングベイ」などの自由スクロール作品など、どちらのスクロールシステムであっても違和感がない。


タイガーヘリ=強制スクロール




究極タイガー=強制スクロール




チョップリフター=自由スクロール




バンゲリングベイ=自由スクロール



このことから自キャラがヘリ形態の作品は、強制スクロール、自由スクロールどちらにも対応できるオールマイティな機体といえるのである。

ただし、戦闘機形態の作品よりもスピード感、操作性が悪いのはヘリの動力&構造上仕方が無い。実際ゲームでも戦闘機型の作品よりも移動速度は遅く設定されている。




B自キャラがハングライダー
動力源→揚力=空中静止不可=強制スクロール

ハングライダーは揚力により飛行しているので空中静止ができない。結果、強制スクロールには対応しているが、自由スクロールは不可能だ。

・・・いや、ハングライダーって空中静止できるんだっけか?
ハングライダーに詳しくないので、もし空中静止できるのであれば、知っている方ご教授願いたい。

・・・ハングライダーが自キャラの作品って、「たけしの挑戦状」、「パイロットウイングス」しかでてこないのだが。


たけしの挑戦状のハングライダー





C自キャラが潜水艦
動力源→スクリュー=浮力による水中静止可=自由スクロール&強制スクロールに対応

潜水艦に限らず空間が水中の場合、浮力による水中静止が可能である。
このため強制スクロール、自由スクロールに対応している。

水中空間の場合、自キャラの構造よりも「水中空間」の影響が強い。
水中ではどんな自キャラでも静止することが可能であろう。

SNKの「メタルスラッグ3」や、タイトーの「海底大戦争」では自由スクロールを採用していたが、強制スクロールでも問題はなかったと思われる。


メタルスラッグ3水中ステージ=自由スクロール




このように、スクロールシステムは、自キャラの飛行形態、ステージの空間によって設定されていることが分かる。制作側もツッコまれないように細心の注意を払っているのではないだろうか?


例えばステージが水中空間なのに自キャラが戦闘機だったらおかしい。

例えばステージが宇宙空間なのに自キャラがヘリだったらおかしい。


そーゆうことである。





縦シューとの共通する部分といえば、


強制スクロール=自キャラの向きは変わらない=攻撃方向も変わらない


前回書いたことそのまんまだが、大体はそのシステムで共通している。
自キャラは8方向に移動可能だが、自キャラの向きは変わらないため、常にショットは横方向に向けられるのである。縦シューと同じだが、自キャラの向きを固定することによって操作方法を単純化させ、爽快感を向上させているのだ。

ただし例外もある。強制スクロールでも「スカイキッド」、「フォーメーションZ」などのように十字キーで自キャラを操作すると自キャラの向きが変わり、攻撃方向が変化する作品も、ごく少数だが存在している。まあ、強制スクロールの性質上、向きを変えられるといっても、前3方向のみであるが。


フォーメーションZ
強制スクロールながら自機の向きが前方3方向に変化



スカイキッド
同じく強制スクロールながら前方3方向に変化



・・・そういや大多数の横スクロールシューティングって、左から右へ進む作品が一般的だが、スカイキッドだけが右から左へ進んでいくシステムだった。スカイキッド以外で右から左へ進んでいく強制横スクロールシューティングってあるのだろうか?




まとめ
@飛行型横スクロールシューティングの作品は、自キャラの飛行形態、動力、空間によってスクロールシステムを設定しているということが分かった。


Aそれはサイドビューというシステム上、空中と地面の空間が縦シューよりも視覚的に認識できるからである。そのため地形、障害物等の影響も縦シューよりも遥かに影響を及ぼす。


B歩行型シューティングは、横スクロールのサイドビューになると、攻撃方法が飛び道具の2Dアクションゲームと化す。


C縦シュー横シュー問わず、機体後方からジェット噴射を確認できれば、その作品は強制スクロールである。



こんなもん。




あとがき
・・・途中から自分でも何書いているか分らなくなってきました。
記事の冒頭で述べたように、ツッコミ満載の記事でございます。
なんせ書いた自分自身がこの記事にツッコみたい状態。

おしまい。


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