ドラクエ1、2、3共通して言えることは攻撃方法。
武器による物理攻撃、攻撃呪文、道具による攻撃の3種類。道具、呪文に関しては、いくらレベルが上がろうが威力は変わらないので、力が上がれば威力が増す物理攻撃で検証していく。
まずはドラクエ1から。
ネットで紹介されている最強パスワードをいろいろ試し、知らなかった事実が判明。それは、最大レベルである30に達した時点で、キャラの能力が一定ではないという点。私はドラクエ1はレベルが30になったら能力は全て同じになると思っていたが違うようだ。力、すばやさが10〜20違っていたり、HP、MPに至っては30くらい差があったりしている。ある程度ランダム要素があるようである。その中でもっとも「ちから」が高かったキャラのうきょうさんを使わせてもらった。

力140、ロトのつるぎを装備した攻撃力が180。
これより力が高いパスワードあったら教えていただきたい。
このキャラで検証してみる。
相手は1番防御力が低いスライム。
さて、ドラクエのダメージ計算式は、
(攻撃力ー相手守備力/2)/2
これである。
ならば、このスライムに与えられるダメージは、
(攻撃力180ースライム防御力3/2)/2=89ダメージ
こうなるはずだ。
さっそく実験。

おお!!
まさにピッタリである。しかし、この通常攻撃ダメージはある程度ランダム要素があるようだ。

このようにダメージが変動していることが分かる。1番ダメージが低かったのは47ダメージ。ダメージ計算式で示された89の約半分。その後もスライム相手に戦闘を行ってみたが、89を超えるダメージは計測されなかった。このことから、
ダメージ計算式で示された数字は、通常物理攻撃の最大ダメージである
ということが分かる。
通常攻撃は、威力がランダムで多少変化するものの、ダメージ計算式の数値を超えることは無いようだ。
次に「かいしんのいちげき」のダメージを調べてみた。



何度か試し、その中での最高ダメージは160。最低ダメージは94。これは推測であるが、「かいしんいちげき」の最大ダメージは、
通常攻撃ダメージ計算式×2
これではないだろうか。
つまり、このキャラであれば、
(攻撃力180ースライム防御力3/2)/2=89×2=178ダメージ
160ダメージ計測したので、単純に通常攻撃ダメージ計算式の数字を2倍してみただけだが。違かったら申し訳ない。「かいしんのいちげきダメージ計算式」知っている方、ご教授願いたい。
では、ドラクエ1での最大ダメージはいくつなのか?という疑問だが、仮に「ちから」が最大の255であるとしよう。レベルの上限が30であるドラクエ1では不可能な数字と思われるが。
ちから255+ロトのつるぎ攻撃力40=攻撃力295
ダメージ計算は、
(攻撃力295ースライム防御力3/2)/2=147ダメージ
そして「かいしんのいちげき」最高ダメージ時は、
147×2=294ダメージ
あくまで推測理論上での話だが、このくらいのダメージになるのでは。
次にドラクエ2。
ドラクエ2もドラクエ1と同じく、ネットで公開されている最強パスワードをいろいろ試してみたところ、ドラクエ1と相違点があった。それは、最大レベルである50(サマルトリアの王子は45、ムーンブルクの王女は35)の能力値は全て同じになったこと。



前述したように、ドラクエ1では最大レベル30での能力値が多少ランダムで変動していたのに対し、ドラクエ2の最大レベル時の能力は変わらないようだ。このことから、最大の「ちから」は、ローレシアの王子の160。そして、武器で1番攻撃力の高いのは「はかいのつるぎ」の105。パスワードは、レベルが最大で、はかいのつるぎを所持しているはにまるさんを使わせていただいた。
ここで疑問が浮上。
「ちから」+「武器攻撃力」がキャラの攻撃力なのだが、もう一度、上のローレシアの王子の攻撃力を見てほしい。
そう、攻撃力が253になっているのだ。
これはおかしい。なぜなら、
ローレシアの王子のちから160+はかいのつるぎ攻撃力105=265
このように265にならなければならない。
なのに攻撃力は253である。このことから、
ドラクエ2の最大攻撃力は253である
ということが分かる。
ドラクエ2では敵の防御力を下げる呪文「ルカナン」が使えるので、これも併用して検証していく。
まず、スライムにラリホーを唱えて逃げ出さないようにする。そしてルカナンでスライムの守備力を下げる。ここでまた知られざる事実が発覚した。それは、
ルカナンで下げられる敵の守備力は2以下にはならない
理由を書こう。ドラクエ2のスライムの守備力は5である。
ルカナンを使用すると、1ずつ守備力が低下するのだが、スライムの守備力が2になるとルカナンで守備力が下がらなくなるのだ。ドラクエ2でもっとも守備力の低いミイラ男(守備力2)にもルカナンは効果がなかった。

では、ルカナンを使用し、スライムに与えられる最大通常攻撃ダメージは、
使用キャラ:ローレシアの王子
装備武器:はかいのつるぎ
(攻撃力253一スライム防御力2/2)/2=126ダメージ
こうなるはず。
実際何度か攻撃してみた。



あら?
おかしい。ダメージ計算式の数字を大幅に超えている。
もしかしてこのダメージ計算式は、ドラクエ1にしか適用されていないのだろうか?それとも、ドラクエ2にも、このダメージ計算式が適用されているが、ドラクエ1と違い、ランダムでダメージ計算式の数値を超える設定になっているのかのどちらかであろうか。
いろいろなサイトで見てみたが、ダメージ計算式はこれでいいようである。このことから上記したように、ドラクエ2の通常攻撃は、ダメージ計算式で示された数字よりも大きなダメージを与えられるようだ。ドラクエ1では見られなかった現象といえよう。
ではドラクエ2の最大ダメージを検証。
ルカナンで守備力を下げたスライムに「はかいのつるぎ」を装備したレベル50のローレシアの王子で「かいしんのいちげき」を何度か繰り出してみる。
推測「かいしんのいちげきダメージ計算式」
ダメージ計算式×2=かいしんのいちげきダメージ
126×2=252ダメージ



最高ダメージは287だった。
これも推測での「かいしんのいちげきダメージ計算式」の数字を越えている。おそらくドラクエ2の特徴である、「ダメージ計算式の数値よりも大きなダメージを与えられる」というシステムから叩き出された数値なのかもしれない。
最後にドラクエ3。
ドラクエ3は、ルカニ&バイキルト(攻撃力2倍)が使えるので期待大である。

レベルも99まで上がるため、「ちから」も育てられる。しかし、「ちから」は、レベル50を過ぎたくらいから成長しなくなるため、裏技のアイテム増殖で「ちからのたね」を増やし、最大の255まで高めた勇者で検証してみる。

なぜ勇者を選んだかといえば、1番攻撃力の高い「おうじゃのけん(攻撃力120)」が使えるからだ。「ちから」さえ255になってしまえば、あとは武器攻撃力で決まるわけである。戦士の最高威力の装備は「はかいのつるぎ(攻撃力110)」のため、ちからが同じ場合、勇者よりも攻撃力は低くなってしまうのだ。
では、1、2同様最高一撃ダメージに挑んでみよう。
相手は同じくスライム。ルカニで守備力を下げる。ドラクエ2と違うところは、相手のキャラの守備力を0にできる点だ。守備力5のスライムにルカニを唱えると、

このように0にできる。
ただし、ルカナンは守備力1の時点で止まってしまった。
ルカナンでは0にできないようである。
では通常攻撃ダメージ計算式は、
使用キャラ:勇者
ちから:255+おうじゃのけん(攻撃力120)=375
(攻撃力375ースライム防御力0/2)/2=188×2(バイキルト)=376
こうなる。
防御力0の相手にバイキルトをかけて攻撃すれば、理論上、キャラの攻撃力がそのままダメージになるはずだ。結果は・・・



うむ。ドラクエ2同様、ランダムでダメージ計算式よりも高いダメージを与えることができるようだ。数十回試してみたが、最大ダメージは444だった。
では、ドラクエ3の最高の1撃ダメージを検証だ。
スライムの防御力を0にして、「ちから」255の「おうじゃのけん」を装備した勇者にバイキルトをかけ、「かいしんのいちげき」を狙う。


あれ?
攻撃力が変わらんぞ?
つーか低くなっている。
もうお気づきだとは思うが、こういうことのようだ。
「かいしんのいちげき」時、バイキルトは無効になる
これは勉強になった。
普通に考えれば、
(375ースライム防御力0/2)/2=188×2(バイキルト)=376×2(かいしんのいちげき)=752ダメージ
となるはずである。
しかし、「かいしんのいちげき」時の攻撃力は通常攻撃の2倍程度しか与えられない。つまり、バイキルトの効果が無効になっている。結局、バイキルト使用時に「かいしんのいちげき」が発動してもまったくメリットがないのだ。
まとめ
≪ドラクエ1≫
最大レベル30時点での能力
ある程度ランダムで変化。
最大一撃ダメージ
※ちからを255と仮定した場合
武器:ロトのつるぎ(攻撃力40)
ダメージ計算式
(攻撃力295ースライム防御力3/2)/2=147×2(かいしんのいちげき)=294ダメージ(推定)
ダメージ計算式で示された数字は、通常物理攻撃の最大ダメージである。
検証最大一撃ダメージは160(ちから140のキャラを使用)。
≪ドラクエ2≫
最大レベル50、45、35時点での能力
3人とも能力固定
攻撃力の上限は253
ルカナンで下げられる相手の守備力は、2以下にはならない。
最大一撃ダメージ
相手キャラ:スライム(守備力を2まで下げた状態)
使用キャラ:ローレシアの王子
武器:はかいのつるぎ(攻撃力105)
ダメージ計算式
(攻撃力253ースライム防御力2/2)/2=126×2(かいしんのいちげき)=252ダメージ(推定)
ランダムでダメージ計算式よりも通常攻撃&かいしんのいちげきダメージが高くなることもある。
検証最大一撃ダメージは287。
≪ドラクエ3≫
最大レベル99時点での能力値
ランダム要素あり
ルカニは相手の守備力を0にすることが可能。ルカナンは1まで。0にはできない。
最大一撃ダメージ
相手キャラ:スライム(ルカニで守備力を0にしてから)
使用キャラ:勇者
ちから:255(最大値)
武器:おうじゃのけん(攻撃力120)
バイキルトを使用。
ダメージ計算式
ちから:255+おうじゃのけん(攻撃力120)=375
(攻撃力375ースライム防御力0/2)/2=188×2(バイキルト)=376
もしくは、
(攻撃力375ースライム防御力0/2)/2=188×2(かいしんのいちげき)=376
「かいしんのいちげき」時、バイキルトは無効になる
ドラクエ2同様、ランダムでダメージ計算式よりも通常攻撃&かいしんのいちげきダメージが高くなることもある。
検証最大ダメージは444。
5月1日追記
コメントいただいた皆様からの情報により、いろいろ謎が解けたので追記しときます。ありがとうございます。
@かいしんのいちげきのダメージ値=攻撃力
AFC版DQ1は、能力値はランダムではなく名前によって16の初期値と4つの成長パターンが決まる
詳しくはコメント欄を見てちょ。
あとがき
ダメージ計算は本当に難しい。
RPGの中核をなすもの。シナリオもそうだが、戦闘バランスも重要だ。敵が強すぎても弱すぎてもダメ。私は以前スーファミの「RPGツクール」で、「父を求めて300メートル」という超クソゲーを制作したことがある。ストーリーとしては、幼稚園児の主人公が、仲間とともに父を探して近所を冒険するという心温まるものであった・・・(遠い目)。シナリオの方は順調に進んだのだが、敵キャラの能力でつまずいた。ザコキャラが激強かったり、魔法の威力が異常に高かったりと戦闘バランスは最悪。結局、その作品は戦闘を全てカットし、近所のオッサンやバーサンからの依頼を受け進んでいくというパシリゲーと化してしまったのである。まあそれだけRPG作るのって難しいってことやね。私はプレイ側でいいでヤンス。
おしまい
参考サイト様
ドラゴンクエスト3裏技編
http://www.geocities.jp/hoppygeo/DQ3/DQ3technique.html
ドラクエ1モンスターデータ
http://www.geocities.jp/hoppygeo/DQ1/DQ1monster.html
ドラクエ2モンスターデータ
http://www.geocities.jp/hoppygeo/DQ2/DQ2monster.html#MonsterData
ドラクエ3モンスターデータ
http://www.geocities.jp/hoppygeo/DQ3/DQ3monster.html#MonsterData



MSXやPC-98で発売された『魔導物語1−2−3』の1をゲームギア用にリメイクした作品。アルルは6歳で、魔導幼稚園の卒園試験で魔導の塔にひとりで挑戦していくというもの。途中でカミュというライバルが登場する。「ダイアキュート」や「ばよえーん」の性能を今作ではじめて知った。
マップは擬似3D視点でオートマッピング&どこでもセーブ搭載の親切設計。もうマッピングする気力はないので嬉しいところ。アルルもゲームギアとは思えないほどしゃべりまくる。そして最大の特徴は、能力値が数字ではなく曖昧なテキストや表情で表される「ファジー・パラメーターシステム」。
こんなんでバランスがとれるのか?と思ってプレイしたらちゃんとバランスがとれているのには脱帽。謎解きもほどよい難易度でBGMも素晴らしい。ラストは衝撃の展開(笑)。
3Dダンジョン苦手な人にもオススメできる名作。MSXマガジン永久保存版に収録されている「魔導物語1−2−3」もプレイしてみよう。
メールはこちらまでhuno193@yahoo.co.jp

















ツクールにおいての
>結局、その作品は戦闘を全てカットし
これは自分も経験あります
中ボス?のイベント戦闘だけ作ったりとか…
こんなにダメージ与えると
スライムなんぞ跡形もなく消し飛んで
しまっているでしょうね・・・。
これを見る限りFC版の破壊の剣は93ですが?
ついで言えばDQ3のメタルに通常攻撃で1、会心の一撃なら一撃即死という部分はその計算式でどう説明するのでしょうか?
防御力無視があると考えるのが普通ですが。
ざっと計算する限り±25%位乱数で動いてる感じですが…
FC版DQ1ですが、能力値はランダムではなく、
名前によって16の初期値と4つの成長パターンが決まることが
公式ガイドブックに明記されています
あれは防御だったかなぁ。
だった気が…
じゃないと、メタル系にダメージがあたえられないし。
>メタル系にダメージ
計算式はあってますよ。
計算式で出た基本ダメージをBとして
B±(B×乱数)±(0〜1)
といった感じの計算をしてるから、
メタル系にもミスor1ダメージがはいる。
>かいしんのいちげきのダメージ値=攻撃力
これはそのとおりですね。
攻撃力×乱数(シリーズにより幅は違う)で
相手の守備力を無視します。
(4だと同じ攻撃力のかいしんでもっとダメージが出る)
1、2は誰か詳しい人補足よろしく。
RPGツクールは、「自分でRPGが作れるんだ!」っと歓喜した作品でしたね。結局挫折してしまったんですが。製作側の苦労が少しは分かったので社会勉強にはなったですw
>YAGさん
ええ。間違いなく跡形も無くなるでしょうなwww
>Kさん
たしかにそうですね。私が見たサイトでは105になってました。もしかしてリメイク作品のサイト見てしまったのかな?
確かにメタル系忘れてましたです。スンマセン・・・。他の皆様からのコメントで、かいしんのいちげき=攻撃力と分かったので感謝です!あと記事も修正しておきます。
>名無しさん1
コメントありがとうございます。
そういえば、キャラクターの名前で初期能力変動してましたね。
>名前によって16の初期値と4つの成長パターンが決まる
4つの成長パターンに決まっていたとは・・・勉強になります。記事も訂正しておきます。ご教授ありがとうございました!
>名無しさん2
サマルは、コマンド面倒くさかったので、メガンテで砕け散っていただきました(笑)。
>名無しさん3
なるほど。その可能性もありえますな。私も確証無いことばかり書いてますのでなんともいえないんですが。
>名無しさん4
すばやさも関係してたらやばいっすね・・・。いちおうほしふるうでわ装備して実験してみますw
>Lさん
コメントありがとです。
確かにメタル系相手ですと、ダメージ計算がおかしいですね。謎が解けましたありがとうございます!
>名無しさん5
ありがとうございます。非常に勉強になりました。かいしんのいちげきダメージの謎が解けました。乱数はやっぱり作品によって違うのですね。
>名無しさん6
4は4ケタ出るのですか!知らなかったっす。いや、少なくてもFC版のドラクエは3桁までしか出ないと思ってました(偏見)。FFに近づいた作品ですね(笑)
http://www.geocities.jp/hoppygeo/
だから武闘家から戦士に転職すると、すばやい&素の防御力が高いキャラになります。
情報ありがとうございます!
>名無しさん8
すばやさ、守備力に反映されるのですね。あぶなかった・・・攻撃力に影響出るならと心配でした。ありがとうございました。
「はかぶさの剣」が一番攻撃力があるのでは?
2回攻撃になるので
(攻撃力253ースライム防御力2/2)/2=126×2(かいしんのいちげき)×2回攻撃=504ダメージ