家庭用ハードのノベルゲームで私がプレイした作品を挙げてみると、
弟切草
かまいたちの夜
ざくろの味
月面のアヌビス
夜光虫
学校であった怖い話
つきこもり
街
久遠の絆
こんなもんだろーか。何回かご紹介しましたが。
PCでのギャルゲーは除外しております。
ふと思ったんだけど気になったのが、
登場人物と背景のグラフィック表現の関係
これなのよね。
上で挙げた作品で考えてみます。
各作品の登場人物、背景のグラフィックの表現方法
≪弟切草≫
登場人物
人物グラフィック無し(ミイラ、甲冑、大魚除く)
背景
2Dドット絵
≪夜光虫≫
登場人物
人物グラフィック無し
背景
実写取り込み
≪かまいたちの夜≫
登場人物
影絵
背景
実写取り込み
≪ざくろの味≫
登場人物
影絵
背景
実写取り込み(ぽい)
≪月面のアヌビス≫
登場人物
影絵
背景
2Dドット絵
≪学校であった怖い話≫
登場人物
実写取り込み
背景
実写取り込み
≪つきこもり≫
登場人物
実写取り込み
背景
実写取り込み
≪街≫
登場人物
実写取り込み
背景
実写取り込み
≪久遠の絆≫
登場人物
2Dドット絵
背景
2Dドット絵
こんな感じでしょうか。
つまり、人物グラフィックと背景グラフィックの関係は、
@人物グラフィック無し+2Dドット絵背景
A人物グラフィック無し+実写取り込み
B影絵人物+2Dドット絵背景
C影絵人物+実写取り込み背景
D実写取り込み人物+実写取り込み背景
E2Dドット絵人物+2Dドット絵背景
分類するとこうなるわけです。
1つずつ考えてみます。
@人物グラフィック無し+2Dドット絵背景
弟切草しかプレイしたことがないと思う。

弟切草
テキストで喋っても人物は画面に登場しないタイプ。
ギャルゲーでいえばテキスト&音声のみで立ち絵がない脇役キャラってイメージでしょうか。これでも違和感がまったくないんだけど、どういうふうに登場人物が動いているのか?とか分らないため、視覚的には寂しい感じがしますね。
A人物グラフィック無し+実写取り込み背景
夜光虫がこれに該当。

夜光虫
背景が実写になったため、リアルになったが、やはり人物が画面に登場しないと淡白な印象。
B影絵人物+2Dドット絵背景
このタイプは月面のアヌビス。

月面のアヌビス
人物を影絵で表すと何人いるのか、どういう行動、しぐさをしているのか、体型、髪型など認識できるようになります。
C影絵人物+実写取り込み背景
かまいたちの夜、ざくろの味など。

かまいたちの夜

ざくろの味
本格的な推理ノベル、ミステリーノベルにこのタイプが多い印象。
個人的に1番好きなタイプ。背景が実写取り込みのため、2Dドット絵背景よりもリアルさを表現できます。
D実写取り込み人物+実写取り込み背景
街、学校であった怖い話、つきこもりなど。

学校であった怖い話

つきこもり

街
ホラー系ノベルが多いかと。人物を実写にすると、影絵では表現できなかったものが表現できるようになります。なんだか解りますか?
答えは登場人物の表情。
恐怖にひきつった顔、恐ろしい顔など、プレイヤーに緊張感、恐怖感を与える演出が可能になります。影絵では顔の表情は表現不可能ですから、実写取り込みの最大のメリットといえるでしょう。つまり、ホラー系のゲームに適していると思います。
デメリットは、死体などのグラフィック表現ができないことでは。
影絵表示なら死体を表現できますが、たぶん、実写の死体などは規制されていると思う(かまいたち1では実写で死体が描かれているが、かまいたち2、3では影絵になっている)。影絵で死体見ても全然怖くないんだよね。かまいたち1があんなに怖かったのに、かまいたち2&3は死体が影絵になったのでまったく怖くなかった。このことから、人物が実写タイプのものは、必ずといっていいほど殺人が起こる推理ノベルには不向きと思われます。
もう一つのデメリットは人物が固定化されてしまうことではないかと。影絵ではどういう顔してるのかな?とか想像する楽しみがあるんですが、実写だとそれができない。
E2Dドット絵人物+2Dドット絵背景
久遠の絆など。

久遠の絆
私がプレイしたギャルゲーのほとんどがこのタイプだったっす。
私はノベルゲームとギャルゲーの境界線がいまだに分からないんだけど、人物がアニメ調で表現されており、女の子を攻略するゲームをギャルゲーと位置づけてます。違ったらすいません。
ここまで書いて分かったことは、影絵のオールマイティさです。
影絵で表現された人物は、背景が、
ドット絵
実写取り込み
このどちらだったとしても対応が可能。素晴らしい。
実写取り込みの人物に、背景が2Dドット絵だったら?
逆に、2Dドット絵のキャラに、実写取り込みの背景だったら?
どちらも違和感があるのでは。
まとめると、
人物が影絵の作品
顔の表情:シルエット表示。表情がわからないので推理する楽しみがある。
背景:2Dドット絵&実写取り込み、どちらにも対応可能
推理ノベル向き。
人物が実写取り込みの作品
顔の表情:実写のためリアルな表情を表現可能。
背景:実写取り込み(背景が2Dドット絵では違和感がある)
ホラーノベル向き。
人物が2Dドット絵の作品
顔の表情:アニメでしかできない表情を表現できる。
背景:2Dドット絵(背景が実写取り込みでは違和感がある)
ギャルゲー、推理ノベル、ホラーにも対応。
こんな感じになるのかなあ・・・
そーいや最近、人物が影絵タイプのノベルの作品って少ない気がする。ゲーム屋いってもほとんどがギャルゲーばっかり。推理ノベルブームは去ってしまったのかのう。でも、ノベルゲームってフリーソフトで盛り上がってるような。こことか面白いっす。
↓
クローンゲームリンク集
http://body4649.com/link/cronegame_link.htm
クローンゲームっていろいろあるのねえ・・・
フリーゲームの記事で紹介した作品もあるけど、知らない作品ばっかり。プレイしてみよう。
おしまい


データイーストの名作逆落ちモノパズル。連鎖もぷよぷよとは違ったシステムで面白い。キャラクターも個性豊かでド迫力&ド派手。













私は『学校〜』と『つきこもり』しかやった事が無いんですけど、「登場人物が怖がっている」場面は余り無かった記憶があります。どちらかというと、登場人物の性格がある程度決まっている、キャラクター立てる筋立てに効果があるのかな〜と。風間とか、影絵じゃ面白くもなんともないと思うので…(^^;
有体に言うと
影絵のノベル→プレイヤーの想像力に委ねている
実写のノベル→プレイヤーの視覚(捉え方・見方)に委ねている
と言う側面もあるのではないかと。
どちらの表現方法により恐怖を覚えるのか
はプレイヤー次第でしょうが、表現方法によって恐怖の種類も大きく変わってくるのですねぇ。
今回の考察も面白かったですw
たしかにそうでしたね。どちらかというと笑い顔が不気味ってイメージでしたね。いつもながらテキトウに書いてしまいまして申し訳ないっす(汗)。おっしゃるようにキャラ付けというか、キャラの性格を強調する効果もありますね。このキャラを担当されていた人たちは今なにやってるのかなとか思ったりw
>じぇふ茶さん
今回の記事、いつも以上に作ってから不安になってしまいました。ほえほえさんと同様、素晴らしい意見いただきありがとうございます。個人的にはやっぱり影絵の方が好きだったりするんですけど、それはただ「かまいたちの夜」が好きだからそう思っているだけかもしれません。