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2007年12月22日

アーケード大型筐体の進化

大型筐体は、


「筐体そのものを動かす」


もしくは、


「プレイヤー自身が筐体を動かす」

といった「体感ゲーム」が一時代を築いていく。
大型筐体の作品は、より迫力を表現するため、フロントビュー作品が多いという特徴がある。



ファミ通913号の進化表と共に振り返ってみた。



大型筐体進化表


≪筐体静止型≫


バレットマーク(セガ・75年)

モナコGP(セガ・79年)

ポールポジション(ナムコ・82年)→対戦型大型筐体、迫力を出す大型筐体へ

スターウォーズ(アタリ・83年)

アストロンベルト(セガ・83年)→動作を与える大型筐体、可動大型筐体へ

ハードドライビン(アタリ・88年)

リッジレーサー(ナムコ・93年)

デイトナUSA(セガ・94年)

セガラリーチャンピオンシップ(セガ・95年)

電車でGO!(タイトー・97年)

頭文字D Arcade Stage(セガ・2001年)

湾岸ミッドナイト(ナムコ・2001年)

アウトラン2(セガ・2003年)



作品ピックアップ


ポールポジション



1982年ナムコの作品。日本初の疑似3Dレースゲームとして有名。スターテインググリッドを決める「予選」の要素が初めて入った作品で爆発的ヒットを記録し、82年を代表するレースゲームとなった。このシステムは「ファイナルラップ」へと引き継がれる。



ハードドライビン



1988年、アタリ社の作品。初の3Dポリゴンレースゲーム。
ファミ通にはウイニングランが日本初のポリゴンと書いているが・・・。ウイニングランは1989年のナムコの作品だから・・・日本企業ではナムコのウイニングランが最初って意味だろうか。

画像のとおり、テクスチャーも貼ってないむきだしポリゴン。ポリゴンの3D技術を見せたかったのか、回転道路やジャンプ台といったアクロバチックなステージなどが用意されている。



リッジレーサー





1993年登場。ナムコのレースゲームの代表作。3Dポリゴンに「テクスチャー」を貼る技術で美麗なグラフィックを表現。同じくテクスチャーを張り付けたセガのレースゲーム「デイトナUSA」は翌94年に登場。



デイトナUSA







頭文字D



最近ではコンシューマー機に対抗するため、アーケードでなければ遊べないプレイデータを残せるバックアップ機能をつけることでリピーターを確保するものに進化しているようだ。頭文字Dではマイカーのチューンデータ、レコードタイムが磁気カードに記録可能。




≪対戦大型筐体≫


ファイナルラップ(ナムコ・87年)



1987年ナムコの作品。ポールポジションの正統進化系。このゲームの最大の特徴は、史上初の通信対戦機能を持っていること。最大8人プレイ可能で、とにかく対戦がアツかった。最下位ほどマシンの性能が上がり、バランスを取っていた作りになっている。




≪迫力を出す仕掛けを搭載した静止大型筐体≫

サブロック3D(セガ・82年)

TX-1(辰巳電子工業・83年)

ダライアス(タイトー・86年)

ミッドナイトランディング(タイトー・87年)

ナイトストライカー(タイトー・89年)

スターブレード(ナムコ・91年)




作品ピックアップ


サブロック3D





筐体内にある潜望鏡に発射したミサイルや敵を疑似立体的に見せるシステムを採用。特定条件で海賊船などの隠れキャラも登場するらしい。




ダライアス





1986年タイトーの作品。19インチのモニター3台を連結した大迫力大型筐体横スクロールシューティングゲーム。ベンチシートに内蔵されたボディソニックによる重低音、臨場感を向上させるためのイヤホン端子を搭載。ゲームシステムは、自機シルバーホークを操り、侵略者ベルサーから惑星ダライアスを守ることが目的。攻撃方法はショットと対地ミサイル。敵キャラが海洋生物なのが特徴。また、ボスを倒すとルートを選べるというシステムも面白い。外伝が好きだった。





≪可動大型筐体≫

スペースハリアー(セガ・85年)

アウトラン(セガ・86年)

アフターバーナー(セガ・87年)

ギャラクシーフォース(セガ・88年)

R360(セガ・90年)

F-ZERO AX(セガ・2003年)



作品ピックアップ


スペースハリアー





プレイヤーの操作に合わせて筐体が動く疑似3Dシューティング体感ゲーム。ハングオンに続いてセガから登場した体感ゲーム第2弾。超能力戦士ハリアーを操って敵の攻撃や障害物をかわしながらビーム砲で撃破していくという迫力、スピード感、爽快感とも申し分ないヒット作品。敵キャラでどう見てもドムだろってやつがいた。複数機で超高速でホバー移動してくる雄姿はまさにジェットストリームアタック。





アウトラン





クラッシュ時にはシートが振動するセガの超ヒット体感レースゲーム。ステージごとに表現豊かな背景グラフィック、独特のコーナーリング、スタート時にBGMを選べるのは斬新。コースの選択など、今までのレースゲームには無かったテイストを搭載。「レース」という位置づけよりも「ドライブ」といった表現が似合う。




アフターバーナー


私はアフターバーナー2しかプレイしていない。調べてみると、アフターバーナー(1)は、未完成だったため、、3ヶ月ほどでに2に差し替えられたんだとか。操縦桿のバルカンとミサイル。そしてスロットルレバーで速度の調整。とにかくモノ凄いスピード感と地上、上空が360度回転する演出、迫力に圧倒されたものである。




サンダーブレード



表には載ってないが、知名度が高い名作の一つ。操縦桿でヘリを操作する体感大型筐体ゲーム。トリガーキャノン、ボタンでミサイルを発射。スロットルレバーで速度の調整ができる。見下ろし視点から始まり、途中で自機を後方から見た正面視点に切り替わる演出が面白い。




≪プレイヤーが動作を与える大型筐体≫

ハングオン(セガ・85年)

アルペンレーサー(ナムコ・95年)

ダンスダンスレボリューション(コナミ・98年)

ツッコミ養成ギブス ナイス☆ツッコミ(ナムコ・2001年)


作品ピックアップ



ハングオン





バイクの形をした専用筐体。体感ゲームの元祖。このバイク筐体自体を傾けて画面上のバイクを操る操作方法が独創的。ゲーム内容は制限時間内に5ステージを駆け抜けるといったもの。



アルペンレーサー



疑似3Dスキーレースゲーム。筐体中央にある板に乗って、板を左右に傾けることによってキャラクターを操る斬新なインターフェースを採用。ウィンタースポーツの人気競技のアルペンスキーを題材にした大迫力の大型プロジェクション画面に驚いたものである。



あとがき
80年代の大型筐体はセガ、ナムコの2強が大半の作品を占めていたなあと。90年代後半に入ると音ゲー部門にめっぽう強いコナミが対抗馬として奮戦していきますが。大型筐体の進化を支えたのはゲーム内容もさることながら、それと連動して筐体を動かすというエレクトロニクス技術、コンピューターグラフィックスの進化でもあると思う。

ゲーセンはどんどん様変わりしているけど、生き残っていってほしいなあと思う。


posted by ふうのしん at 17:26 | Comment(14) | TrackBack(0) | アーケード大型筐体の進化 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
アフターバーナーUの
ダブルクレイドル筐体に
初めて乗った時は
凄いワクワクしました

夢はあったんですけど
採算の面では
厳しかったでしょうね〜
Posted by MEL at 2007年12月23日 01:14
レトロゲームランキングから来ました。
いつも充実した記事で見ていてとても面白いです。
これからも期待してます〜
Posted by 悠 at 2007年12月23日 10:31
サンダーブレードはモーター駆動
ではなく、プレイヤー自身の操縦
桿操作からてこの原理で筐体を動
かすエコシステムです。分類が難
しい…。

個人的には路面状態でハンドルの
重さが変わったり、大して動かない
のにGを感じるセガラリー2の大型
バージョンが好き。
Posted by nyappe at 2007年12月23日 18:26
>海岸ミッドナイト(ナムコ・2001年)

大手サイトにもリンクを張られる事を踏まえて
表記は正しく書くべきだと思います
Posted by at 2007年12月23日 21:42
こんばんわ☆
ペロペロンと申します。

こちらのサイトをリンクさせていただきました。
よろしかったら相互リンクお願いします。

ゲームセンターGX -ペロペロンの挑戦-
http://game-yaritai.seesaa.net/
Posted by ペロペロン at 2007年12月23日 22:51
>MELさん
おっしゃるとおり、体感ゲームは筐体のコストが大きいでしょうけどユーザー側とすれば夢のある機体でしたね。アフターバーナーUの筐体ってダブルクレイドルというのですね。勉強になりました。ありがとです!
Posted by ふうのしん at 2007年12月25日 17:58
>悠さん
お褒めのお言葉いただきありがとうございます。結構記事で間違っているところもありますのでどんどんツッコミもお願いします(笑)。まあ、楽しくかければいいかな的なブログですがこれからもよろしくお願いします。
Posted by ふうのしん at 2007年12月25日 18:01
>nyappeさん
へえ、そうなんですね。知らなかったっす。ドライブゲームは私はデイトナがよかったかなー。あの重いハンドル感覚が。ヘタでしたけど
Posted by ふうのしん at 2007年12月25日 18:08
>ナナシさん
すいませんでした。あと直しておきます
Posted by ふうのしん at 2007年12月25日 18:31
R360一度乗りました。

ちゃんと真逆さまでもプレイできました。
一応内側に緊急停止ボタン付き
Posted by POS at 2007年12月25日 21:55
大型筐体だと
コナミの「スピードキング」とかは好きでしたね〜
ジェットコースター並みのGが感じられるので好きでした。
後はもうネタとしか思えない「リッジレーサーフルスケール」とかw

最近のものでは「戦場の絆」とかは凄いですよ〜
ぜひR360と組み合わせて欲しいなぁwww
Posted by at 2007年12月27日 14:02
頭文字Dでは本物のハチロクを改造してゲーム筐体にしてしまったものがあるそうです。ジョイポリスに置いてあったような…
Posted by す〜 at 2007年12月27日 23:27
>POSさん
マジっすかー!
R360って私も社会勉強のために乗ってみたいんですが、置いてるとこないんですよー・・・つーかいまだに可動してるのでしょうか?まあ、人生で1度はプレイしてみたいっすね。


>ななしさん2
戦場の絆ですか!なんかの記事に載ってたなあ。早速調べてみますね。情報ありがとです!


>す〜さん
・・・お金かけてますね・・・
頭文字Dファンにはたまらないのでしょうなあ。そういえばガンダムでもそういうのあったですね〜
Posted by ふうのしん at 2008年01月01日 16:26
最近の大型筐体だったら、ヒットしたので
・WCCFや三国志大戦のようなカードゲーム式
・戦場の絆のような視覚を利用した半円球筐体
ぐらいでしょうねぇ。
Posted by とおりすがり at 2008年10月05日 15:04
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