今回はスーファミの昔話をさせていただきましょう。
時間がある人は、以前書いたこちらを先に読んでいただくといいかもしれません。↓
スーファミが終わったと感じたとき
http://nesgbgg.seesaa.net/article/157269616.html
スーファミのソフトが高かったことは知ってのとおりだと思います。だからヘタにスーファミのゲームに手を出せなかった。この時代に重宝したのがファミ通のクロスレビュー。発売日に定価で購入したゲームはすべてファミ通で32点以上を記録したゲームがほとんどだったと思います。それ以外の作品は、値下がりを待ってからというスタンスでした。いまと違ってネットが普及してない時代でしたから、ゲーム雑誌の評価がすべてだったわけです。
「スーファミ七日間戦争」とは、発売日から七日間を指しています。この間にクリアして、中古ゲームショップに売ると、購入金額の約半分は返ってくることから命名。二週間、三週間経つと、買取が安くなってしまうのです。私がよく利用していたゲームショップはシーガル。おそらく、宮城県では一番メジャーだと思います。全盛のころに比べ、現在は店舗数がかなり減少してしまいましたが。
七日間でクリアして売却するという行為はゲーマーとしては失格かもしれません。やりこむ時間もないし、楽しんでいるという感覚も薄い(もちろん、すぐに売らず、やりこんだゲームもありますが)。でも、少しでも多くのゲームをプレイするには、この方法がもっとも効率がよかった・・・金がないからね。だから、ファミコンソフトと比べるとスーファミは思い入れが薄いのは事実でしたね。
それでは はじまり
ぼくらのスーファミ七日間戦争
一月某日深夜、私はまぶたを閉じ、自己探求の旅に出たのだ。なぜゲームはこうも我々の心に響いたのか。矢のように過ぎて二度と巡り来ないこの輝かしい記憶は、思春期の多感な主観によって観測されたものであるがゆえ、数々の印象的な記憶を孕んでいる。だからこそ我々は、あたかも故郷の景色を懐かしむように、母の背中で聞いた子守唄を思い出すようにゲームという輝ける青春の象徴に、胸の奥を優しく愛撫されてしまうのだろう。
スーファミ全盛の時代、お目当てのソフト発売日には、ニヤニヤ笑いが表に出てしまい、クラスの女子連中から痛い視線を浴びたものだ。しかし私にはゲーム愛という名の防壁が備わっていたので、逆に彼女らに哀れみの視線を送ったものの、予想外の難色を示されたのである。金と男と自己主張が生き甲斐のビッチなクソアマなぞ知ったことではないのだが、そんな無礼な下賎の民であってもクラスメイトである以上、最低限の礼を尽くさねばならないのが辛いところだ。いま冷静に振り返ってみれば、かなり私の表情が不気味だったのだろうと推測される。なんせ満場一致の大不評だったのだ。プラス思考で考えれば、当時の私は無垢な少年だったのである。仮面の被り方なんて覚えず、あるがままに成長していたのだ。こういう男の子は国際的に保護すべき存在といえるだろう。
学校が終わり、溢れ出る感情が抑えきれない私は、前転、側転、倒立前転を繰り出しながら道を進み、フィニッシュには華麗なるムーンサルトでゲーム屋へと飛び込んだのだ(嘘)。
私は生えてもいないエアーヒゲを整え、ジェントル然として店主と対峙する。もちろんお目当てのゲームは予約済みである。スーファミ全盛時でも発売日に大作を購入するためには予約が必須だった。予約しなくても発売日に購入できるようになったのはプレステのコンビニ販売が行われるようになった頃だったと記憶している。
ちと話はそれるが、スーファミソフトの予約で思い出深いのが「タクティクスオウガ」だった。ファミ通で初めてタクティクスオウガの画像(ゾート湿原でドラゴンが表示されていた画像だったと思う)が公開されたとき、「コイツはすげえ! 期待してるぜクエスト!!」と激励し、その日のうちに予約した。もちろん予約一番乗り。その後、待てども待てどもタクティクスオウガは発売されず(ゲーム誌でもずっと発売未定だった)、結局予約してから約2年ほど経った95年に発売された。まあ、待ったぶん、納得の完成度だったわけであるが。
ソフトをゲットしたら、あとは時間との戦いである。そう、スーファミ七日間戦争は、言い換えれば時間との戦いなのだ。ソフトは金曜日に発売されることが多いため、その場合、金曜午後から月曜の朝までに最低でも終盤まで進めなければならない。もちろん不眠不休である。当時は若かったせいか、2、3日の徹夜でもなんともなかった。しかし、現在は3時間もプレイすると、頭痛、肩こり、腰痛が一斉に襲いかかってくる。血行が悪いせいなのだろう。サロンパスなしでは同じ姿勢を保つことが困難なのである。30年以上ゲームをプレイし続けると、こういう体になってしまうので、良い子はマネしない様に気をつけていただきたい。
なかにはどうしても七日間でクリアが困難な作品とエンカウントしてしまうことも少なくない。その場合は仮病を装い、学校を休んでプレイする必要性が出てくる。
仮病を装うためには、親を欺かなければならない。「具合が悪い」、「熱っぽい」という理由では納得してくれないのだ。必ず体温計を渡され、37.5度以上じゃないと休ませてくれない鬼畜に対抗するには、こちらも策を弄する必要があった。体温計は、現在はデジタル式の物が主流だろうが、当時はアナログなメーター式の物が一般的。夏場ならドライヤー、冬場なら体温計をストーブの熱に当て、体温を偽装した。しかし、この技は高度かつ緻密な動作が要求される。熱に当てすぎると、パキッという音とともに体温計が割れ、水銀が飛び散るのだ。私は生涯2、3回失敗し、そのたびに親にゲンコツを賜ったものである。この技が発売日に成功すると、午前中にソフトをゲットすることが可能なのである(耳鼻科に行くという名目で)。
こうして体にムチ打って速攻クリア&売却達成。
売却して得た資金を元に、新たに欲しいゲームを購入するという行為を繰り返していくことになる。これがスーファミ七日間戦争の概要。当時は中古ゲームショップがいたるところに存在し、なかにはワゴンセールで1本100円などでファミコン、ゲームボーイ、スーファミソフトが叩き売りされていたところもあった。そういうものを大量に購入し、他店に売りにいくと、500円ほどで買い取ってもらえたりすることができたのである。転売でかなり儲けさせてもらったものだ(外箱、説明書が無いと、それぞれ買取が−100円ってところが多かった記憶がある)。
・・・いい時代だった。
おしまい


メールはこちらまでhuno193@yahoo.co.jp
良い記事。。
また楽しみにしております。
(*゚ー゚*)
>じんちゃんさん
どもです。
できる範囲で更新していきたいと思います〜
後で買い戻したのですが
買い戻したのは箱説明書無しなので後悔
スト2は4000円くらいで買取してもらいましたが
その後を考えるとこれはナイス売却でした
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当時の宮沢りえは天使でしたね