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2010年10月30日

「ドラゴンボール神龍の謎」におけるウンチの殺人考察

「ドラゴンボール 神龍の謎」は、ステージが進むにつれて、どんどん原作無視の展開になっていくことで有名な作品である。その世界は不思議でいっぱいだ。








悟空がパンティを取ると足が速くなったり






ヤムチャが激強かったり






チチが攻撃してきたり






どんな願いも叶えてくれると言いつつ、4択だったり








これらのことは、いまさら書くことでもないと判断した。
私が1番不思議に思ったのがジャングルで「ウンチが攻撃してくる」ことだった。








そのウンチに対し素手で殴りつける悟空も漢である。







ちょっとまて管理人。ウンチが攻撃してくることよりも前に、ウンチが歩くほうが不思議ではないか?



うむ、もっともな意見だ。しかしウンチが歩くことは不思議でもなんでもない。というのも、ウンチが歩くのはアラレちゃんからの伝統だからである。悟空がレッドリボン軍と戦っているとき、ペンギン村でアラレちゃんに遭遇したことがあった。よってアラレちゃんの世界とドラゴンボールの世界は同一。つまり、「鳥山明先生=ウンチが歩く」という方程式によってバンダイが用意した粋な計らいだったのだ。原作どおりなので問題ない。



「神龍の謎」には制限時間が設定されている。
これはホイポイカプセルなどに入っている肉やケーキをゲットすることによって回復する。つまり、制限時間と満腹度が連動している。当時はこういう形式のゲームが多くあった。「高橋名人の冒険島」や、意味合いは違うが「スペランカー」などもそうだろう。いわゆるオバQシステムである。






このように、オバQシステム(制限時間満腹度連動型)は、自キャラが生物のときは「制限時間=満腹度」で表現される場合が多いが、自キャラが機械系の場合、「制限時間=燃料」という表現になる。どっちも意味合いは同じである。






神龍の謎もオバQシステムなのだが、ライフ制になっている点が面白い。このライフは制限時間、つまり満腹度と連動しており、「制限時間=満腹度=体力」となる。制限時間はなにもしなくても減っていくし、ダメージをくらえば加速度的に減少。よって悟空は体力(満腹度)回復アイテムの肉やケーキを定期的に摂取する必要がある。








基本をおさえたところで本題に入ろう。
ステージ13「ジャングル王ビンボ」にのみ登場するウンチ。実はゲームでは2、3匹しか登場しないレアキャラだったりする。こいつについていろいろ考えてみることにした。題して「ウンチの殺人考察」である。













ウンチの殺傷能力について

前述したように、悟空の体力は、満腹度とライフが連動している。
それでは、


悟空の「体力」にダメージをあたえているのか?
それとも「満腹度」にダメージをあたえているのか?



どちらが正しいといえるのだろうか?
まず、「ライフにダメージをあたえる」と考えてみる。
このウンチは悟空に触れることによってライフを奪う。その原理はわからないが、おそらく、サガ等の特殊攻撃「さわるとやけど」や、ドレインタッチ系だと思われる。他の敵キャラのように、攻撃動作があったりするわけではない。あくまで触れることにより、悟空の力を奪う。

次に「満腹度にダメージをあたえる」と考えた場合。
「満腹度にダメージをあたえる」ってことは、「腹が減る」ってことになる。
さすがの悟空といえど、ウンチに触れられて食欲が増すとは考えにくい。


これらのことから、

「ウンチは悟空のライフにダメージをあたえる」

が正しいと思う。
ま、どちらにしても悟空のパワーを吸い取る力があるようだ。
なるほど、ウンチだけに、バキュームというワケか。
うまいこと考えたものである。










それでは前述した最大の謎に挑んでいきたい。




なぜこのウンチは悟空を攻撃してくるのか?












……
………
…………
……………うーむ、こんなん解るはずがない。

こういうときは発想を逆転してみよう。

つまり、


「なぜウンチが攻撃してくるのか」


と考えるのではなく、


「そもそもウンチじゃないんじゃね?」


と考えるのである。
このウンチ、実はレッドリボン軍のドクターゲロが開発した「ウンチ型ロボ」なのではないだろうか? のちの人造人間の試作機だったのである。こう考えれば、このウンチ型ロボが悟空を攻撃してくることの理由にはなる。



いや、そもそも神龍の謎って、レッドリボン軍関係ないのでは?


正論だ。
しかしこのゲーム、ピラフを倒した後、オリジナルストーリーが展開され、カンフー大会なるもので、なぜかレッドリボン軍のメタリック軍曹やブヨンが登場する。よって、ジャングルでレッドリボンの殺人兵器「ウンチ型ロボ」が登場しても問題ないと思われる。







はっきり言えることは、あまり深く考えてはいけないということ。
というか、考えたら負けな気がする。







ウンチ型ロボの擬態機能について

ウンチに擬態することで、ターゲットの気を緩まし、通り過ぎたところで後ろからバッサリ! という感じではないだろうか。ゲームではそれを実現できなかったのが悔やまれる。ま、メタルギアソリッドのスネークがダンボールをかぶっている状態だと思ってもらえばいい。違うのは中身が人間かロボットか、ということだけである。

ウンチに擬態する以上、ターゲットが不信感を募らせるのを防ぐため、相当リアルに作る必要があるだろう。メカメカしい光沢を放つウンチなぞ論外。かぐわしい香りも再現したいところ。よって、できれば本物のウンチでロボをコーティングするのが理想だが、それには問題がある。風雨や炎天下の元ではボロボロに崩れてしまうことだ。

よって、おそらくロボの表面には「ウンチ細胞」がコーティングされていると思われる。このウンチ細胞により、新しいウンチを生成し、新陳代謝を行う。それによって常に生まれたての姿を維持できるのである。…こう考えてみると、バイオノイド「スナッチャー」と似たような作りになっている。すごい技術だ。







ちなみに、ガウディ情報によると、小島監督の1番好きなゲームは「ゼルダの伝説」である。







ウンチ型ロボの動力について

たとえばアラレちゃんの場合、ロボビタンAでエネルギーを補給していた。また、メタリック軍曹は乾電池によって活動していたが、このような動力源では長期滞在任務に支障が出てしまう。かといって、その後開発された17号や18号のような永久機関はまだ実現できていなかった可能性が高い。よって、ソーラーパワー駆動型だと思われる。ウンチ細胞に寄生している微生物が光合成を行い、養分をエネルギーに変換、吸収することで半永久的に活動することができるのだ。メタルギアソリッド3に登場したスナイパーのじいさんのようなヤツである。







ウンチ型ロボの歩行機能について


ゲーム上でのグラフィックパターンを見てみよう。




なんと4パターンのグラフィックで表現されていた。ドラクエ1キャラの2倍である。前述したが、このウンチ型ロボ、2、3機しかゲームに出てこないのだ。それにもかかわらず、すごいこだわりようである。バンダイとしては、滑らかに動かすため、バーチャ2のような秒間60フレーム(1秒間に画面を60回描きかえること。ちなみに通常の日本のアニメは秒間8回の描きかえ)の描きかえを行いたいところだったと思うが、ハード的に無理だと判断したようだ。残念である。







あとがき


…最後くらい真面目な話しをしよう。
開発費にはアニメなどのキャラクターを使用した場合、原作者に払うロイヤリティー(印税)がプラスされるため、キャラゲーは総じて値段が高くなる傾向があるとゲーム雑誌で読んだことがある。たとえ価格が高騰しようと、メーカーとしてはリスク回避のため、「売れ線のゲームの二番煎じや、版権モノを使ってゲームを作る」という企画を優先したいのだ。ちなみに、メーカーは常時100ほどゲーム企画を貯蔵しているらしい。高級飯店ばりの貯蔵量である。そこから売れそうなものをピックアップして開発していくわけだ。なかには冷蔵庫の隅に貯蔵されたまま忘れられ、数年後、ビニールに入った緑色のゲル状の物体を見て「これは…かつてキュウリの名で呼ばれた食物だろうか?」と驚愕してしまうものもあるのかもしれない。

話題になっている版権を買ってきて安易に企画し、結局コケたキャラゲーを数えきれないくらい見てきたが、そういう意味では、この「神龍の謎」も例外ではなかったと思う。ゲームバランスも悪いし(3面難しすぎ。ケーキが出ないとクリア不可)、ことごとく原作無視。しかし、それが結果的にこのゲームの知名度を上げる要因になったともいえる。…というか、神龍の謎が発売された86年は、まだファミコンのソフト数が少なかったため、必然的にプレイしたユーザーの数が多かっただけとも考えられるが。


今回の考察は、はっきりいって誰もが唖然としてしまうだろう。書いた私もそう思う。しかし、内容のアタリ、ハズレに関係なく、あれこれ想像することも、ゲームを楽しむひとつのカタチだと思うのだ。現代のゲームは映像に重点がおかれ、もはやプレイヤーの想像力が入り込む隙間がなくなり、作り手から与えられた世界の中に誰もが画一的に同じストーリーをなぞり続けてしまっている。あいかわらず続編モノも多いが、特に文句はない。反省点を掘り下げることもなく安易な続編を乱造しても、メーカー自身が信頼を失うだけだろうから。



最後に。
…いまさらだとは思うのだが、礼儀として記しておく。
お食事中の方、ごめんなさいでした <(_)>








おしまい


posted by ふうのしん at 16:03 | Comment(3) | TrackBack(0) | 企画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
バカバカしかったけどオモロかったwww
Posted by at 2010年10月31日 20:29
懐かしいです
Posted by at 2010年11月02日 23:05

おかげさまで借金200万、完済しました!
まさか女性とSEXするだけの仕事があるなんて。。。

営業の仕事を辞めて、こちらに転職して正解でした(^_^)/
http://welps.net/kon/04pxkm0/
Posted by おすすめですよ at 2010年11月03日 04:37
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