にほんブログ村 ゲームブログ レトロゲームへ

2009年10月11日

ファミコンとMSXに移植された名作を比較してみた

前回に続きMSX企画第2弾。
MSXマガジン永久保存版に収録されている名作の中から、ファミコンにも移植された作品を比較してみた。









1、FC版ボコスカウォーズ VS MSX版ボコスカウォーズ


FC版                      MSX版

  


MSXマガジン永久保存版1に収録。タイトル、BGMは同じ。
バサム帝国のオゴレス王を倒すため、スレン王&部下を操って進軍していくリアルタイムシミュレーションゲーム。オゴレス王に到達するまでの距離は600M。





MSX版をスタートしてみると、









わーい♪最初から大軍だ♪



衝撃。FC版はスタート時、スレン王1人だけだってのに。









FC版








このように、FC版はオゴレスの魔法で岩や木に変えられた仲間をスレン王が触れることで救出できるが、MSX版は最初から仲間になっている。これがもっとも大きな相違点。牢屋に捕らわれた兵卒を仲間にできる点は一緒。











プレイしてみると、上記した以外、内容はほとんど同じ。
このゲーム、キャラによって相性はあるけど、戦闘は運によって決まる。また、相手の後方、つまり画面上で左から右へ攻撃すると勝率が高くなる。











永久保存版1の記事によると、この技を使う場合、戦闘中もずっと後方(右)に押し続ける必要があったようだ。この技の難点として、最低でも同じ種類の部隊が全員後退してしまう。うまく編成しながら操作する必要がある。











オイラの戦略的には、スレン王で敵最弱の兵卒を倒し、強さをマックス320まで上げたら温存。あとはできるだけ戦闘を避けながら進軍というパターンで結構楽に1週目をクリアできた。















2週目からはFC版と同じく「呪いの落とし穴」が出現。兵卒で消していくという感じ。












さて、総合的にはどっちが面白いか?ということだけども、個人的にはFC版のほうが好み。仲間を探しだす楽しみがあるから。最初から大軍だと、進軍するのに苦労したり。

ちなみに、永久保存版1では、ボコスカウォーズ作者が世界感や年表、イタランド地図、登場人物など、詳細に説明されている。ボコスカウォーズの世界を極めたい人は、MSXマガジン永久保存版1の購入を検討してみるのもいいのではないだろーか。
















・・・スレン王って24歳だったのね。マリオと同い年やん。













2、FC版スパルタンX VS 聖拳アチョー


FC版                      MSX版






聖拳アチョーは永久保存版3に収録。シュールなタイトル画面である。









ボス比較




1階 棒術使い

  




2階 ブーメラン使い

  




3階 怪力男

  




4階 妖術使い

  




5階 Mr.X

  





シルビア

  

  




ボス戦をプレイした感覚としては、攻略法は同じですな。
FC版で24週するとシルビアが襲ってくるウソ技が出回ったもんだ。もしそうだったとしたら、あんなにハートマークが浮かんでいるが、私への忠誠度が本当にMAX100なのか怪しいところである。


任天堂のFC版スパルタンXは、今プレイしても1週目くらいはノーミスでクリアできた。しかし聖拳アチョーは・・・5回プレイしても1階の棒術使いにすら到達できない。なんだこの難易度の高さは。FC版と同じ感覚でプレイすると危険である。






難易度が高い理由を以下に述べる。














1、ファミコン版より動きがスローで操作性が悪い


MSX版をプレイして、まず驚いたのが移動速度の遅さ。
ゆえに1ステージが長く感じた。









そして、FC版よりもパンチ、キックの連射がきかない。
たとえば抱きつき男が多数で襲いかかってきた場合、FC版ならパンチ、キックの連射がきくので、ボタン連打で対応できるが、MSX版は連射がきかないため、当たり判定をしっかり見極め、ひとりひとり正確にパンチ、キックボタンをペチペチ目押ししたほうがいい。じゃないと、あっという間に上半身裸のハゲどもに群がられることに。FC版より抱きつき男たちの間隔が広いのも、連射がきかないための措置だと思われる。


あと、パンチ、キックの当たり判定もFC版より狭く、シビアに感じた。当たったと思ってもスカってしまうことが多い。困ったものだ。















2、ナイフ使いが強敵





FC版でもイヤな敵だが、MSX版ではさらに強敵になっている。
まず攻撃力が高い。FC版では体力MAX状態から、ナイフ4発でトーマスはミスになる。しかしMSX版は3発で死ぬ。スト2のザンギのスクリュー並みの威力である。





いや、かわせば問題ないだろう!・・・そりゃそうだ。
ではナイフ使いの攻撃モーションを比較してみよう。







上手投げ時



  

  




これはほぼ一緒。問題は下手投げ時ですな。









下手投げ時



  


  



このように、FC版では腕を振ってからナイフが飛んでくるので、かわすタイミングをとりやすい。しかし、MSX版は下手投げ時、ノーモーションで投げてくる。これがクセモノ。構えが変わるので、下にナイフがくるな!ってのは認識できるが、腕の振りが無いため、いつ飛んでくるかタイミングをとりにくい。ナイフ使い2人に挟まれたとき、さらに恐怖は倍増する。前述したように、トーマスの移動速度がFC版よりもスローなため、なかなか攻撃範囲にも近づけない。しつこいようだが、食らえばスクリューパイルの威力である。脅威だ。












3、ステージ2の天井から降ってくるツボの中から出てくる蛇が超脅威





正直、どんなボスよりもここを抜けるのが難しかった。
とにかく天井から降ってくるツボの量が多い。当然、キックなどで対応しきれないので、蛇をジャンプでかわすことになるが、このジャンプのタイミングが超シビア。蛇をギリギリまでひきつけてからジャンプしないとかわせない。それこそドット単位で。どうやらFC版よりもトーマスの滞空時間が短いようだ。





それではと、FC版とMSX版のトーマスのジャンプ滞空時間を計ってみた。







FC版




およそ0.60秒







MSX版




およそ0.35秒




2倍近く違う。これではかわすのが難しいはずだ。
ちなみに垂直、前方ジャンプともに滞空時間は変わらなかった。

FC版では簡単に蛇をジャンプでやり過ごせるはずが・・・・。移動速度が遅いことがここでもネックとなっていて、頭上からツボが降ってきた場合、かわせないことが多い。










さらに追記すれば、ツボ、蛇、龍の炎ともに、2発食らえば即死である(FC版は3発で死)。私はこのツボ地帯を抜けるのに20回は死んだ。ジャンプ中にパンチやキックを出すと、わずかに滞空時間がのびたので、攻略する際は活用していただきたい。4階に登場するハチも、ムカつく動きをするのでFC版より難しいのだが、蛇よりはマシ。











以上のことから、明らかにMSX版のほうが難易度が高い。






この両者を比較すると・・・
うーむ・・・スマン、私がFCユーザーだったからヒイキするわけではないんだけども、、FC版のほうが全てにおいて上。操作性、演出、爽快感(打撃音とか)含めても。特に、ボスを倒したとき、「バア〜ン!!」という効果音や、ボスキャラの笑い声がMSX版には無いのが残念。正直、MSX版プレイ後、FC版をプレイすると操作性の良さに涙が出そうになった。MSX版は、理不尽と感じるか、やりがいがあると感じるかで評価は変わってくると思う。





豆知識として、永久保存版の記事にこんなことが書いてあった。








なるほど。そうだったのか。
そのまったく別物のスパルタンXなるものをプレイしてみたいのう。













3、FC版テグザー VS MSX版テグザー



FC版                      MSX版

  





知らない人のためにストーリーを紹介。



MSXマガジン永久保存版1より抜粋

宇宙暦089年。宇宙兵器開発船レイピナは、後にネディアムと名づけられる謎の小惑星を発見。探査のために数万キロまで接近したところ、突然小惑星の強力な磁場に捕らえられ脱出不可能になってしまった。そこで乗組員たちは急遽開発中の新型兵器ハイパーデュアルアーマー「テグザー」の始動を決定。状況に応じて2タイプに変形可能なテグザーは、あらゆる局面を打開できる性能を持っている。キミはテグザーを使って惑星内に浸入し、磁場を形成している根源を破壊しなければならない。成功を祈る!



いや、私も知らなかった(汗)。ガキの頃なんてのは、説明書は操作方法を読むくらいで、ストーリーなんてどうでもよかった。ストーリーをちゃんと読むようになったのはドラクエ、つまりRPGが登場してからだったと思う。「ファミコン初のRPGは頭脳戦艦ガルだろ!」というツッコミは完全スルーするのであしからず。















MSX版はロボット形態時の自動追尾レーザー(正確にはビームライフルらしい)が超カッコイイ!グロブダーっぽい感じ。






MSX版






攻撃速度もMSX版のほうが優秀。レーザーを発射すると、一直線に敵に放たれる。つまり、ボタンを押したと同時に敵にヒットする。FC版は弾がボロボロ放たれ、いちおう敵を自動的に追尾してくれる点はMSX版と同じだが、弾の速度は遅く、追尾性は劣る。





FC版










飛行形態時、ビームの追尾性能はない点は同じ。










FC版は操作性に関してMSX版に劣らないと思う。そうなると、やはり武器性能の違いが勝敗をわけてしまっている気がする。グラディウスのレーザーのように、スプライトの枚数制限とかで再現できなかったのだろうか。













この2作を1本のストーリーにつなげられないか?と思い、想像の翼を広げてみた。



















アナザーストーリー「妄想のテグザー」



作 ふうのしん











セイラさん的キャラ

「大丈夫。あなたならできるわ」





テグザーパイロット:アーサー大尉

「おだてないで下さい」





セイラさん的キャラ

「カタパルトへ!」





アーサー大尉

「アーサーいきまーす!!!」



・・
・・・
・・・・
・・・・・


アストナージ的キャラ

「あ!!!」





ブライト的キャラ

「どうした!?」





アストナージ的キャラ

「アイツ、間違ってザクマシンガン持っていきやがった」









同刻

















アーサー大尉

「なんじゃこりゃあぁぁぁあ!!!こんな武器で戦えるか!こちらテグザー!エマージェンシーだ!一時撤退する!!!」






レイピナに撤退したテグザーは、ビームライフルを装備して再発進した。


以後、MSX版に続く。








妄想のテグザー 激完























冗談はさておき、テグザーはMSX版に軍配でしょう。
ちなみにこのゲーム、エンディングはなく、無限ループする。テグザーがやられてゲームオーバーになったとき、続編のファイアーホークに話がつながっていくという流れ。永久保存版1にファイアーホークも収録されているので、これもプレイさせていただこう。FCユーザーはプレイしていない人も多いのでは。



続編ファイアーホークのオープニングはこんな感じ。
テグザーのパイロットの恋人が主人公のようですな。なんか熱い展開です。












































ちなみに、テグザーのタイトル画面を見ればわかるように、テグザーを制作したのはグランディアで有名なゲームアーツ。のちにメガドライブで「アリシアドラグーン」という、テグザーの自動追尾攻撃システムを受け継いだ名作アクションゲームをリリースしていたことは覚えておこう。












・・・スマン、偉そうに書いたけど、アリシアドラグーンはプレイしたことがない(汗)。メガドラ持ってなかったし。ゲームギアのカタログ買ったときに、ついでについてきたメガドラのカタログにそう書いてあったからパクらせてもらった。すいません。














こんなもの。
永久保存版3に収録されている「アレスタ」もFCディスクシステムのザナックと比較してみようかと思ったが、内容が違うので断念。それにしてもアレスタ、処理落ち&スプライトのチラつきがヒドイですな。いちおうコンパイル自社ブランド1作目。



アレスタ







アレスタシリーズではゲームギアのGGアレスタ2をイチオシしたい。
曲がメチャいいから。誰が作曲したのかと、エンディングのスタッフロール見たら、Imami Pon氏とBA.M氏。魔導物語シリーズを作曲した人だった。サントラが出なかったのが残念です。



GGアレスタ2








この他にも、収録されている「キャッスルクセレント」や「破邪の封印」、「ペンギンンくんウォーズ」などもFC版と比較できるが、私がFC版をプレイしてないので比較できない。いや、FC版キャッスルエクセレントはプレイしたがクリアしてないので・・・・・まずは収録されている前作「ザ・キャッスル」をクリアしなければならん。永久保存版にはザ・キャッスルと、キャッスルエクセレントの全マップが掲載されているので頑張ってみよう。














あとがき

こうやって収録されている名作をプレイしてきたけども、コナミ作品がほとんど入っていないのはなぜだろう?



MSX=コナミ



のイメージがあったんだけど。
このMSXマガジン永久保存版シリーズ、できればまた出してほしいですな。




おしまい



関連
MSXのちょっとエッチな名作をプレイしてみた
http://nesgbgg.seesaa.net/article/129706211.html

posted by ふうのしん at 13:32 | Comment(1) | TrackBack(1) | 企画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
これまた懐かしいな。
当時テグザーの追尾には驚かされた物だ。
ボコスカはFCの探す方が面倒でMSXの方が好きだったな、

MSXのスパルタンXは、ROM版あったか記憶にないが
テープ版だとプレイ環境用意する難易度が一気にあがるのがね。
一度テープ版を借りてプレイしたが、MSXのキーボードって
テンキー付いてるタイプが無いのに
攻撃方法と移動が数字だった。
左右移動が4、6って言われてもテンキー無いと
まともにプレイ出来なかったな。

以上、どうでもいい知識でした。
Posted by 懐かしのハード at 2009年10月12日 20:54
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。
この記事へのトラックバックURL
http://blog.seesaa.jp/tb/130027014

この記事へのトラックバック

ヘイローウォーズ
Excerpt: ヘイローウォーズの最新動画や評価レビュー、攻略情報なら「ヘイローウォーズ」へ!
Weblog: ヘイローウォーズ
Tracked: 2009-10-12 01:21
→自作サウンドノベル『ゴーストソング』
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。