では始まり。
最初に面白かったファミコンキャラゲーを振り返ってみた。
忍者ハットリくん


藤子不二雄キャラゲーはたくさん発売されたが、なかでも異例の150万本を超える大ヒットを記録したファミコン界のキングオブキャラゲー、それがこの忍者ハットリくんである。ハットリくんを操り、敵の忍者を手裏剣で倒していく横スクロールアクションゲーム。メカ忍を倒すと出現する巻物をゲットすることによって忍術が使えるようになり、どの場面で使用するかなどの戦略的なかけひきが楽しい。

忍術のシステムはなかなかシビア。巻物は特定の忍術を使えるようになるわけではなく、巻物をゲットした個数により上位の忍術を使えるようになるというもの。そのため、上位の忍術をゲットするためには骨が折れる。時間制限があるのでゴール手前で巻物を集めるのが基本。忍術を全部ゲットしたときの達成感は格別である。チクワと鉄アレイが降ってくるボーナスステージはもはや伝説。

キャプテン翼


サッカーゲームといえばキャラ操作、パスやシュートをリアルタイムで動かす、つまりアクションゲームとして表現するのが一般的ななか、あえてコマンド式のシステムを採用したテクモの名作。何度か書いているので細かい説明ははぶくが、これによってキャラクターの魅力を十分に引き出すことに成功。ガッツという名のMPを使用して数々の必殺(?)技を発動するとカットインが入り、キャラはテキストでしゃべる凝った作り。解説者のチャーリー高橋(笑)のコメントもいい演出。原作にも基本的に忠実で、ファンにも納得のデキであった。2以降はゲームオリジナルストーリーになり、原作と違う部分が多いが、原作以上の熱いストーリー展開には脱帽モノ。まさに原作を超えたシリーズといえよう。
名門!第三野球部



サッカーのキャラゲーが「キャプテン翼」なら、野球はこの「名門第三野球部」である。対戦プレイも可能だが、ウリはドラマティックモード。投球時、投手がアニメーションする演出は見事。演出だけでなく、システムもしっかりしており、野球ゲームとして成立している。打高投低な部分はあるが、多少大味なほうがキャラゲーとしては正しいとも思える。キャプツバ同様、キャラがテキストでよくしゃべるので、原作を思い出しながら楽しめる良作。

キン肉マン マッスルタッグマッチ


8人の超人から2人を選び、対戦するプロレスゲーム。ファミコン初期の対戦ゲームとしてお世話になった人も多いだろう。リング外からミート君が投げ入れる光る玉をゲットすると必殺技が使えるようになり、キャラによって極悪な技が存在することから禁止令まで発令された。技は少ないが、原作の技を再現しているので六三四の剣の対戦と共に、末永く遊べる。
そういえば昔コメントでキン肉マンの同人ソフトを教えてもらった。
キン肉マン マッスルファイト

アスキーの2D格闘ゲームツクールを使用してファンが開発した格闘ゲーム。この作品、キン肉マンへのコダワリが尋常じゃない。キン肉マンだったら「キン肉バスター」や「キン肉ドライバー」などのメジャーな技から、「火事場のクソ力」、「超人絞首刑」などの技も使える。テリーマンのシューズのヒモが切れたり、バッファローマンのキン肉バスター返しやステカセキングの「超人大全集」で他の超人の技が使えるようになったりと語りつくせないほどのマニアックぶり。ベンキマンが使えるのは嬉しい。これだけの内容なのに無料配布とは・・・。頭が下がるばかりである。やったことがない人は必ずプレイすることをすすめたい。
天地を喰らう


「カプコンの天地を喰らうシリーズにハズレ無し!」といったところ。本宮ひろし先生原作の熱い三国志が展開していく。アーケード版、ファミコン版を含め、すべて完成度が高い(GB版も忘れてはならない)。基本的に本宮ひろし先生の「天地を喰らう」は、原作の三国志を無視した展開なのであるが、カプコンの天地を喰らうはキャラこそ本宮先生だが、内容は三国志演義よりな展開で進んでいく(それでも原作無視だが)。つまり、原作無視の本宮ひろし漫画をさらに無視した天地を喰らうなのである(伝えにくい)。
私としては、キャラが本宮先生、ストーリーは横山光輝三国志(実際セリフなどがそっくりな部分がある)、システムはカプコンオリジナルといったイメージである。HPを兵士数で表しているのは斬新だった。シューティングのエリア88なども含め、カプコンのキャラゲーは完成度が高い印象(すべてがそうじゃないだろうが)。
桃園の誓い
天地を喰らう(3人)

横山光輝三国志(3人)

真・恋姫無双(3人+1人(主人公))

ドラゴンボール3 悟空伝


ブルマと悟空の出会いからマジュニア編までの物語を収録したシリーズ3作目。基本的なシステムは前作の大魔王復活と同じであるが、戦闘シーンは連写表示されるグラフィックが素晴らしく、アニメを見ているかのよう。必殺技もジャン拳やかめはめ波、残像拳、曲がるかめはめ波、逆かめはめ波、超かめはめ波、足かめはめ波などニヤリとしてしまう。


このカードバトル形式の作品はその後もシリーズ化されたが、中でもこの悟空伝が印象深かったので入れてみた。ちなみにワンダースワンでリメイクされている。
こんなもん。
ここからはあまり納得ができなかったファミコンキャラゲーを少し紹介。
うる星やつら ラムのウェディングベル


言わずと知れた高橋留美子先生の「うる星やつら」をゲーム化したアクションゲーム。内容としては原作完全無視。システムは、画面の下から迫り来る炎や謎の生命体からカミナリを出しながら逃げ回り、学校から脱出するというもの。設定ではラムは高校生のはずなのだが、なぜか幼稚園児からはじまるのである。「ガンバルッチャ」などと言っている場合ではない。

ステージが進むにつれラムは成長していく。



最終的にはあたると結婚してゲームクリアとなる。
その後は幼稚園児に戻りループ。
ガニマタのあたるがイカス

なぜこんなわけのわからんゲームシステムなのに「うる星やつら」にしなければならなかったのだろうか。調べてみると、どうやらこの作品、同社の「モモコ120%」らしいのだ。わけのわからんラムの成長にも納得である。スゲー手抜きだが。
つるピカハゲ丸 めざせ!つるセコの証

これまたジャレコ。ストーリーはハゲ丸がつるセコキングになる為、つるセコの証なるものを探しにいくというもの(そのまんま)。ゲームオリジナルストーリーである。






・・・非常にバカバカしい設定だが、はげ丸くんらしいのでツッコまないでおく。システムとしてはアドベンチャーパートとアクションパートに分かれており、マップ間を移動していくというもの。さんまの名探偵と言えばわかりやすいだろうか。マップ画面はなかなかカオス。家を出ると町内にピラミッドやジャングルが存在しているのだ。カルチャーショックである。

アクションパートでははげ丸を操り、側転とジャンプしてからの落下式ヘッドバットで敵を圧死させていく。側転は当たり判定がおかしく、自爆する場合が多いので落下式ヘッドバットを主に使用することになる。

とことん原作無視だが、唯一嬉しかったのはアニメ主題歌がタイトルで使われていたことだった。「つ〜るり、つ〜るり、ぴ〜か〜ぴかぴか、はっ、はっ、はっ、はげ丸くぅ〜ん!」。・・・いまさらな話だが、ヒドイ名前だ。はげ丸くん視点で話が進んでいくのはいいのであるが、アドベンチャーパート時、はげ丸くんがほとんどしゃべらないので、はげ丸くんの個性がまったく活かせていないのもキャラゲーとしてはマイナス点。さんまの名探偵のようにしゃべりまくってほしかった。
タッチ ミステリートライアングル

あだち充先生原作の青春野球漫画をゲーム化した作品。タイトル画面はまともに見えるが、これほど原作を無視したキャラゲーもめずらしい。システムはベルトスクロールアクションにアドベンチャーテイストを付加したかたち。南を守りながら達也と和也で迫り来るロボットや小人を殴る、もしくはボールを投げつけて撃退するというバイオレンスな内容。

この世界では家や店に入ると二足歩行のキモイ犬が人語を話し、町外れに化石の森があったりするのだ。・・・個人的には普通に野球ゲームとして出していれば・・・なんて思っている。あだち充先生はこのゲームに何を思ったであろうか。存在自体がミステリーなキングオブ原作無視の迷作。
ロボット編
機動戦士Zガンダム ホットスクランブル

Zガンダムをゲーム化したシューティングゲーム。製作は遠藤雅信氏がかかわっている。3エリア構成になっており、第1、2エリアはウェイブライダー(変形不可)からのコックピット視点のフロントビュー、第3エリアはサイドビューとなかなか斬新。


第3エリアでの表現方法が面白く、Zガンダム時はサイドビューだけあって重力があるのだが、変形すると急にトップビュー視点のように重力がなくなるのだ。これはテグザーと同じ作りである。

ゲームとしては斬新で、かつ面白くないわけではない。っが、Zファンの人から見れば明らかにおかしい点がある。それは地球から宇宙へ大気圏を突破できる点である。Zガンダムがウェイブライダー形体のとき、単機で宇宙から大気圏を突破できる性能があることはご存知のとおり。しかし、地球から宇宙への移動はできない。シャトルや戦艦に収容されてからなら話はわかるのだが・・・。ここだけはこだわってほしかった。
トランスフォーマーコンボイの謎

恐ろしいほど弱いウルトラマグナスで有名な作品。
ゲームスタート!勇んで走るマグナス!!!

2秒後撃沈!!!

スタート直後のマグナス撃沈はこの作品をクソゲーの王座へと導いた(しかも敵弾が背景と同化して見えない)。敵の弾1発で撃沈してしまうとは・・・。たしかマグナスは鋼鉄の体をもっている設定だったはずなのだが。ではマグナスの攻撃で敵キャラを1発で倒せるのかというとそうではない。理不尽極まりない。
ゲームとしてはマグナスをロボットとトレーラーの2つの形態に変形させながら進んでいき、ステージのボスを倒すと面クリアというもの。タイトルに「コンボイの謎」と書かれているが、クリアしても何が謎だったのか解らずじまいという存在自体が謎な作品。ちなみに2週目からはロディマスコンボイに変化することはあまり知られていない。
とりあえず印象に残っていた作品を適当にピックアップ。
面白かったと感じた作品はゲームシステムがよく、キャラクターの個性がちゃんと表現された作品が多い(当たり前)。
逆に納得のいかないキャラゲーは、原作とまったく違う世界観になっている点に加え、
うる星やつら→ラムちゃん幼児&個性皆無
はげ丸→個性皆無、カオスな町内
タッチ→すべてにおいてミステリー
Zガンダム→大気圏突破だけ納得いかない
コンボイの謎→クソ弱いマグナス
など。
私は別に「キャラゲーは原作どおりじゃないとダメ!」と言っているわけではない。原作どおりだとストーリー展開がわかっているから新鮮さが失われてしまうこともあるからだ。だから多少のアレンジがあっていいと思う。だが、あくまで多少の話だ。キャラが同じだけで、原作の世界を完全に無視されてしまうと、たとえゲームとしての完成度が高い作品でも微妙な位置づけになってしまうだろう。このようにキャラゲーを作ることは結構難しいということがわかる。とくにストーリー展開。
原作どおりの展開→ストーリーがわかって新鮮さがない
ならばストーリーをゲームオリジナルのものにを変えてしまう→ファンは納得いかない
このようなジレンマが発生するのだ。原作を超えたキャプツバシリーズは異例といえよう。このため、キャラゲーはストーリーで楽しむことはできない。
この2つの問題を解決したのがファミコンジャンプやアトム(GBA)やスパロボ。ゲームシステムもさることながら、各原作のストーリーを守りつつ、オリジナルストーリーを展開させていくという手法はキャラゲーのひとつの完成形だと思う。作るほうはたいへんだと思うが。
原作ストーリーに忠実に製作するとなると、残るは演出面、ゲームとしての完成度ということになる。コレが曲者で、のちのキャラゲーの多くはここで失敗している。ハード性能の向上でキャラクターの個性がよく表現できていることは認めるのだが、その半面、内容はというと寂しいものが多い。これからもキャラゲーは次々と生まれていくだろうが、どうなっていくのか生暖かく見守っていきたいと思う。
おしまい



メサイアの横スクロールアクションゲーム。太助(魚屋)とキャピ子(女子高生)が豪徳寺博士に無理やりシュビビンマンに改造され、「人間に戻りたければ悪の組織魔空団を18日で倒せ」と脅迫じみたオープニングからゲームはスタートする。
改造や修理にも金を要求してくる博士には脱帽。展開としてはベタなものであるが、シュビビームの使用法や、演出が面白く、遊べる内容のアクションゲームだった。2人プレイのほうが面白いのは言うまでもない。同士討ちできるので、当たり判定には気をつけよう。
メールはこちらまでhuno193@yahoo.co.jp

















特にプロゴルファー猿とかメジャーWiiパーフェクトクローザーとか(笑)
キャラゲーは、昔からありますが成功したゲームって無いに近いぐらいに酷いモノばかりでしたね(笑)
【コンボイの謎】は、伝説級(笑)に全滅しまくりました。
ハゲ丸くんの、ゲームは初めて知りました。で見てたのでその、主題歌は懐かしすぎますwww
コンボイの謎のウルトラマグナスの
貧弱さは今なお語り草になっていますが、
PS2のトランスフォーマーでは
なかなか強くて安心したのを思い出しました。
FC時代のトラウマを拭い去りたい方には
いいんじゃないかと。
あれはクリックアドベンチャーとして出来いいがな
接着剤でくっつけて治されたことはあまり知られていない
>カプコンのキャラゲーは完成度が高い印象
念。「わんぱくダック夢冒険」とか「チップとデールの大作戦」も良かった。「スウィートホーム」も。「ウィロー」もなかなか…。
あと、この手のであまり取り上げられないんだけど、初代「女神転生」も一応キャラゲーなんですよね…何か信じようとしない人もまれにいるけど。
他には、コナミが後にマイキーのキャラ流用しまくった「グーニーズ」とか、TMNTの映画が発表されて黒歴史化した?「激亀忍者伝」、元ネタがマイナー過ぎて日本じゃ殆どの人がキャラゲーだと認識しなかった?「スパイvsスパイ」、レッドカンパニーの「ドラえもんギガゾンビの逆襲」なんてのが好きでしたね。
これは初めて知りました!!
個人的にはやってないんですけど
ファミコンでキャラ物の良作だと
やはりキャプ翼ですかねえ…
ちびまる子ちゃんのすごろくゲームとか
少年アシベくんのゲームをやりました
ジェニーが自分が主演するミュージカルの台本を奪った新興宗教のアジト(海賊船とか巨大な花の國とか)をキックでぶっつぶして回るという、Kawaii! jeNnYに対抗できるカオスな作りでした。
僕のブログちょっと気分がいされると思いますが、
書いてます♪またのぞきに来ますね。