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2008年08月11日

アニメとゲームの「原画」と「動画」の違い

前回の昇龍拳の考察作ってて閃いた記事を。

BSの「アニメマエストロ」というコーナーをご存知でしょうか。
アニメ評論家の氷川竜介氏がやっているやつ。たいしてアニメ詳しくないのに観てしまったっす。

そのコーナーで、

「アニメの原画、動画」

という回があった。
「鋼の錬金術師」を題材にしてたんですが、それがとても勉強になったので今回はそれについて考えていきたい。

氷川竜介氏の話によると、アニメは「原画」と「動画」というものによって成り立っているらしい。原画ってのはマンガを思い出していただきたい。つまり、1コマ1コマ区切られている静止画ってやつ。アニメになる際、原画と原画の間の動作をアニメーターが書き込んでキャラクターに命を吹き込む。この原画と原画の間の動作を「動画」という。なるほど。


んじゃゲームの場合どうなんだろう?って思ったので自分なりに考えてみた。とりあえずグラフィックがアニメっぽい「ヴァンパイア」をピックアップ。ヴァンパイアシリーズはホントにキャラの動きが滑らかで衝撃だったですな。大好きなモリガン嬢で見てみます。アニメ的な表現で説明してみたい。


 

この様にモリガンの2枚の「原画」があるとする。
立ち絵と遠距離立ち強Kの原画。その間の「動画」をアニメーターが書き込むと、





モリガンに命が吹き込まれ、この様に一連の滑らかな動きになる。


もう一回。
モリガンの空中ソウルフィスト。


原画

 


動画を付加





こんな感じ。
いや、当然といえば当然のことなんだけど、あんまりこういうこと考えたことなかったので、妙に納得してしまったんだよね。

次にレトゲーで検証。ちなみに3D作品はスルーで。ポリゴンとかモーションキャプチャーとかよく分からんし。


んでは、レトロ2Dゲームの場合、結論から書けば、

キャラクターが大きくなればなるほど「動画」が増える。


って思ったんですが。
逆に言えば、キャラが小さいほど動画が少なくなり、原画だけで構成されているように思える。有るか無いか。つまりデジタル。ここではレトゲーの肉体的な攻撃方法をピックアップしていきたい。


例えばパンチやキックといった攻撃方法。


北斗の拳のキック

  


マドゥーラの翼の剣

  


たけしの挑戦状のパンチ

  
このようにある程度キャラクターが大きいと、攻撃の際、立ち状態から攻撃に移るまでの予備動作(動画)が最低1枚は用意されています。ただ、パンチやキックといった肉体的なアクションが必要ない(移動と攻撃モーションが同一のもの)、遠距離武器(銃など)を使用しているアクションSTGなどは原画だけで構成されている作品が多い印象。もちろん歩いたりするモーションはありますが。

レイラ




魂斗羅





これに対し、小さいキャラクターになると、


グーニーズ




ファミコンジャンプ


このように攻撃するかしないかの2つ。原画だけの構成になってます。静止画のマンガ的、つまりデジタルっす。イースや、ミネルバトンサーガ、ハイドライドスペシャルなどの移動と攻撃が一体化している作品は、キャラクターが小さいが故のアクションの乏しさをうまく補っているゲームシステムなんじゃないかなあと思った。つまり上記した、移動と攻撃が一体のSTGに近い。

いや、レトゲーの動きがカクカクしているなんて、んなもん容量の問題じゃねーか!と言われてしまえばそれまでだし、キャラが小さくてもちゃんと攻撃に移るまでの動作(動画)が用意されている作品もあります(ドルアーガの塔のギルの剣とか、ワルキューレとか)。ただ、総合的に見てキャラクターが大きくなれば、その分モーションも大きくなるので、動画を増やさざるを得ないってのはご理解いただけるかなと。ここがアニメとゲームの大きな違いなのではと思ったので。いつもながらの思い込み&勢い記事でござった。

おしまい



この記事へのコメント
ドルアーガは
スライムがプルプルしてから移動とか
結構頑張ってましたよね…
Posted by MEL at 2008年08月12日 05:21
ちなみにヴァンパイアハンターは「ドット絵の革命」と呼ばれています。というのは、動きに「アニメーターを起用」したことが上げられるんです。

 それまでのドットアニメって、基本ドッターの動きだったので、どこか「硬い」のですが、これはデッサンは出来ても動きの流れ(アニメの動き)は出来ない人間が描いたものとの差です。

 同じ動画枚数でも動きの素人とプロではまったく表現力が違う、という、いい例ですな。
Posted by ttm at 2008年08月12日 08:09
>MELさん
確かにふるえてましたね(笑)。

>ttmさん
そうだったんすね。知らなかったっす。
ハンターが1番好きでした。私はデミトリ好きでよく使ってたんですけど、カオスフレアのグラフィックがセイヴァーからヘボくなってガックリしたっけ。
Posted by ふうのしん at 2008年08月15日 06:54
ヴァンパイアと北斗の拳、マドゥーラの翼、たけしの挑戦状では業務用と家庭用、加えて開発時期に8年の差があるので比べること自体に無理があるかと。

ヴァンパイアに「アニメーターを起用」と言うのも初耳。
もし、あきまん氏(元アニメーター)のことを指して言っているのならストII以前から仕事をしてるので「素人とプロではまったく表現力が違う」には当たらないです。
Posted by pooka at 2008年08月15日 19:49
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