気になったことを実験してみた。
考察開始
スト2ダッシュで検証。
なぜダッシュなのかというと、この作品からリュウとケンの昇龍拳に個性が生まれたからである。スト2との違いは、
1、ケンはめくらなくとも3段昇龍が入る
2、ケンの昇龍拳は横に伸び上がるようになった
この2つ。
ちなみに3段昇龍とは、
ジャンプ強パンチ(キック)+強パンチ(アッパー)キャンセル昇龍拳
この他にも弱&中昇龍拳の1段目をヒットさせると相手がダウンするようになったりといった変更点もある。
今回の考察で取り上げたいのは、上記した
ケンはめくらなくとも3段昇龍が入る
これについて考えていきたい。
当時の私はケンの昇龍拳1段目の当たり判定が広がったからだろうと思ったくらいだった。
では昇龍拳のモーションを確認。
第1モーション(当たり判定無し)

第2モーション(当たり判定発生)

第3モーション(当たり判定有り)

第4モーション(当たり判定無し)

第5モーション(当たり判定無し)

第6モーション(当たり判定無し)

このように6つのモーションから昇龍拳は形成されている。
このモーションの中で当たり判定が発生するのは第2モーションと第3モーション。第2モーションは当時1000点昇龍と呼ばれていた。根元で当てると1000点が入る。第3モーションで当てた場合は300点。威力も第2モーションで当てた方が高い。ボーナスステージのタルなどは必ず根元で当ててスコアを稼ぐのが常識だった。
それでは当たり判定が発生する第2モーションの間合いを計測してみる。エドモンド本田氏に協力していただき、画面端に待機。ステージはリュウステージで検証。地面が板で出来ており、間合いを計りやすいため。
リュウ

リュウはこの位置がギリギリ根元昇龍が当たる間合い。
これ以上離れるとスカる。
ケン

これがケンの根元昇龍が当たるギリギリの間合い。
こうして見比べると、2人の根元昇龍の間合いはほとんど同じなのである。もちろんケンは第3モーションに移行すると横に伸び上がるため、根元がスカっても2段目をヒットさせる間合いはリュウより広い。しかし、根元である1段目の当たり判定はリュウとまったく同じといっていい。私の当時の思惑は見事に外れたわけだ。
ではなぜダッシュでケンはめくりなしで3段昇龍が可能なのだろう。
何が違う?実際にリュウとケンの3段昇龍を比較してみる。
リュウ





やはりジャンプ強P&アッパーの反動で相手との間合いが開いてしまい昇龍拳がスカってしまう。
ケン




どうやらリュウとケンの昇龍拳の違いは、
昇龍拳第1モーションから第2モーションへの移行時間が違う
これだったのだ。
つまり、リュウの昇龍拳は、第1モーションから当たり判定が発生する第2モーションへの移行が遅いため、相手との間合いが開いてしまいスカってしまうのである。
これに対してケンの昇龍拳は、第1モーションから当たり判定が発生する第2モーションへの移行がめちゃくちゃ速い。ケンの昇龍拳第1モーションを肉眼で見るのは困難なくらいである。そのため、相手との間合いが開く前に昇龍拳をヒットさせることができたのだ。
以上。謎は解けた。
おしまい



MSXやPC-98で発売された『魔導物語1−2−3』の1をゲームギア用にリメイクした作品。アルルは6歳で、魔導幼稚園の卒園試験で魔導の塔にひとりで挑戦していくというもの。途中でカミュというライバルが登場する。「ダイアキュート」や「ばよえーん」の性能を今作ではじめて知った。
マップは擬似3D視点でオートマッピング&どこでもセーブ搭載の親切設計。もうマッピングする気力はないので嬉しいところ。アルルもゲームギアとは思えないほどしゃべりまくる。そして最大の特徴は、能力値が数字ではなく曖昧なテキストや表情で表される「ファジー・パラメーターシステム」。
こんなんでバランスがとれるのか?と思ってプレイしたらちゃんとバランスがとれているのには脱帽。謎解きもほどよい難易度でBGMも素晴らしい。ラストは衝撃の展開(笑)。
3Dダンジョン苦手な人にもオススメできる名作。MSXマガジン永久保存版に収録されている「魔導物語1−2−3」もプレイしてみよう。
メールはこちらまでhuno193@yahoo.co.jp

















あまりに波動拳と昇竜拳の弱体化に驚きました…
なんで波動拳3発で死なないんだよと…
さんくす
スーパースト2からケンの昇龍拳(強)が3ヒットするようになりますが、ターボまでとは違い、第1モーションに当たり判定ができていたんだなあと。考察面白かったです。
攻撃判定発生が早い(モーション1が一瞬で終わる)なんて、
ゲーメストにも載ってたし、当時からのプレイヤーなら常識だと思うんだが……
ありがとう!最高の褒め言葉です(笑)
>MELさん
スト1の必殺技の威力は凄かったですね。
昇龍拳1発で9割ほどのダメージ与えることもあったり。竜巻旋風脚が多段ヒットして1撃で黒人のオッサンを倒したこともありました。
>名無しさん2
当時からのゲーマーの方なら常識なのでしょうね。私もリアルタイムでプレイしていたのですが、ゲーメスト読みだしたのはサムスピの頃だったからなあ(いいわけ)。スト2ダッシュやターボについていけなくなったしまって。サムスピはあくまでラッキーパンチ的意味でですが、上級者にも勝てたりするのでハマったですね。とりあえずゲーメストにも載っていたのでしたら少なくとも間違っていなかったみたいなので良かったです。情報ありがとうございました。
>サムグレコさん
そういうことになりますよね。
リュウよりも引きつける必要があるってことは、対空で使う場合リュウよりも難しかったのか。私はダルシム使いだったので、スト2では激強かったんすけどダッシュ、ターボでケンのドラゴンダンスでボッコボコに。これを機会に引退しました(笑)